アジアオリンピックの正式タイトルが決定!日本のeスポーツ連合は?

楽しいeスポーツの知識【知っておいて!】

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アジア競技大会。通称アジアオリンピックのデモンストレーションとして行われる競技タイトルが5月15日に発表されました。

『League of Legends』
『ウイニングイレブン 2018』(欧州名:Pro Evolution Soccer 2018)
『Arena of Valor』
『StarCraft II: Legacy of the Void』
『Hearthstone』
『Clash Royale』

オリンピック新種目【eスポーツ】ってなに?

『League of Legends』

月間アクティブユーザーが1億人を突破した世界的な人気を誇る『League of Legends』(リーグオブレジェンド)
言わずと知れた人気ゲームで同じMOBA系のゲームでは『Dota 2』などが有名ですね。
ちなみにMOBAとはマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナの略で2チームに別れてそれぞれのターンなどなく対戦するゲームを差します。

『ウイニングイレブン 2018』

今大会で唯一の国産ゲームです!
FIFAはサッカー連盟に認定されたタイトルで、選手名やチーム名が全て正式に登録されている一方、ウイニングイレブンは残念ながら全ては登録されていません。
しかしそれ以外のグラフィックなどが高く評価されたのでしょうか!

『Arena of Valor』

日本では現在リリースされていない、MOBA系のスマートフォンアプリです。
日本からも特殊な方法でダウンロードができるみたいですが、不明点が多すぎるため方法は記載しません!

『StarCraft II: Legacy of the Void』

世界で最も売れたRTS(リアルタイムストラテジー)というゲームジャンルで有名な同タイトル。
ゲームルールとしては資源を集めてユニットを作成。作ったユニットで敵陣の建物をすべて壊せば勝利となります。

『Hearthstone』

世界中で人気のCCG(コレクタブルカードゲーム)で国内のゲームでいうと『Shadowverse』というゲームが頻繁に大会も開催されていますし、似ているゲームとして上げられます。スマホでもPCでも人気のCCGが選出されたのは非常に嬉しいですね。

『Clash Royale』

世界中で人気のスマートフォンのストラテジーゲームです!
最近はクラン対戦が追加されたりと何かと話題になっていますね。
私もゲームのマッチング時間などにプレイしています!

日本からの出場は?


一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)はアジアオリンピックに選手を派遣するために、「eスポーツ日本代表選手選考会」という日本代表を決める大会を5月末に開催した模様です。

この大会で日本代表に選ばれるとアジアオリンピックの「東アジア地域予選」に出場し、結果を残せばJOCを通じてアジアオリンピックに選手を派遣する運びとなるみたいです。

しかしながら、状況を見るとアジアオリンピックに日本人選手を派遣するのは難しいのではないかと思います。

理由としてはオリンピックに選手を派遣するにはJOC(日本オリンピック委員会)への加盟が必要なのですが、(未だ)それが達成できていないからというのと(それを目的に合併をしたと思ったのですが……)、日本代表を決めてもアジア予選ではLOLの世界大会で連続優勝を果たしている「韓国」や、それに続く実力、勢いを持っている「中国」と同じトーナメントになりますから。

日本が弱いと言っているのではなく、億近い報酬をもらっているチームに、設備も待遇も整っていない日本がどこまで戦えるのか。という話です。(LOLに限った話です)

ちなみにですが、5月22日の現段階で、日本オリンピック委員会(JOC)の『正加盟団体』『準加盟団体』『承認団体』の、どの形態の加盟団体にも承認されていないみたいですね。

もし、「東アジア地域予選」で勝利してもJOCの許可がおりず、棄権など最悪の自体が起こるなんてことはないですよね……?
LOL以外のゲームの世界大会は見ていないので何とも言えませんが、世界屈指の激戦区「東アジア地域」で日本は、ガチガチの戦車相手に小型の拳銃で立ち向かっていくことになりそうです。
※合併団体『一般社団法人日本eスポーツ連盟』『一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会』『一般社団法人日本eスポーツ協会』『一般社団法人日本オンラインゲーム協会』『一般社団法人e‐sports促進機構』

一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)がライセンス認証しているタイトル

『Call of Duty: WWII』
『Rainbow Six Siege』
『STREET FIGHTER V ARCADE EDITION』
『鉄拳7』
『ウイニングイレブン 2018』
『パズル&ドラゴンズ』
『ぷよぷよ』
『モンスターストライク』

なぜこのタイトルなの?

現在のところ日本で唯一のeスポーツ団体が、他のeスポーツと呼ばれているゲームを差し置いて認定するのはどういう理由なのでしょうか?JeSUのWikipediaにアクションRPGと書かれているゲームが認証されているのを見ると、JeSUは日本が世界と戦うことを目的としている訳ではなく、あくまで日本国内での発展を目標にしているように感じます。

補足『Call of Duty: WWII』『Rainbow Six Siege』がライセンス認証されていて、世界でのプレイ人口が前者より多い『League of Legends』『オーバーウォッチ』が認証されていないのは日本国内のプレイヤー数が多いから?ですかね。
※モンストを批判するつもりはありません。私はゲームのマッチング待機時間にフェイカー先輩が橋を作るようにモンストをやっています。

一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)が2019年に47都道府県の代表が戦うeスポーツ大会を開催するみたいです。
なぜ学生の全国大会みたいな形式で開催するのか、大会を運営したことのない私には意図がつかめないですが、日本国内で盛り上がるきっかけとなってくれることを祈るばかりです。

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