北海道ハイテクノロジー専門学校
北海道ハイテクノロジー専門学校はeスポーツを学べるIT学科と医療学科を併設している、ちょっと変わった専門学校。
2年間トータルの学費は230万円と、今回紹介する専門学校の中では最も学費が少なくなっています。
eスポーツ関連のコースとしてはIT学科のプロフェッショナルゲーマー・ゲームクリエイター・プログラマーの3種類。他にもドローン、電子ブックといった最新技術の授業も熱心に行っています。
医療学科は看護・救急救命士・義肢装具士など計7つの学科があり、病院に務める卒業生が多いのが特徴です。
学科連携プログラムが強み
北海道ハイテクノロジー専門学校の強みは、自分の専攻とは異なる学科の授業を受けることができる「学科連携プログラム」という制度。
IT技術を学ぶ学生が医療学科の授業を、医療を学ぶ人が技術系の授業を受けることによって、多職種のチームワーク力を養うことができます。
「eスポーツに医療学科?」と思われるかもしれませんが、海外にはプロゲーマー専属の医療チームが結成されたりしているんですよ!
障碍者の間でもハンデを克服してできる競技としてeスポーツが注目されており、医療とゲームの関連性は徐々に高まりつつあります。
今後の日本eスポーツ業界が医療サポートを必要することを見越して、医療も学べる北海道ハイテクノロジー専門学校を選ぶのもいいかもしれませんね。
日本工学院
日本工学院はeスポーツクリエイター系の専攻が豊富な専門学校で、卒業するまでにかかる学費は260~500万円です。
ゲームクリエイター科ではプロゲーマー筆頭に、ゲーム実況・デバッガー・ライター・アナリスト・プログラマー・プランナーなど様々な職種を専攻できます。
在学生が東京ゲームショウなどのコンペにゲームが出典することも多く、毎年何らかの受賞実績をあげています。
ゲーム関連の企業就職率が71.3%、全体の就職率は91.3%(2016年実績)と高水準なのも、企業の日本工学院生に対する信頼の証でしょう。
専攻によっては2年制と4年制を選べる
日本工学院は原則4年制ですが、ゲームクリエイターコースでは2年制でゲームプログラマー・ゲームプランナーを目指すこともできます。
在学年数が少ない分授業についていくのは大変ですが、しっかり勉強すれば4年制と遜色ないスキルを身に付けられるでしょう。
奨学金で学費の負担はどのくらい減るの?
eスポーツの専門学校に進学する場合、一番メジャーな奨学金制度は日本学生支援機構の「第一種奨学金」と「第二種奨学金」の2種類です。
第一種奨学金は毎月53,000~60,000円を無利子で、第二種奨学金は毎月30,000~120,000円を利息付で貸与してくれます。最低でも年間30万円は学費を賄えますね。
利用するには偏差値や経済状況、母子家庭かどうかなどで審査があり、高校3年生を迎えた直後の4~5月に申請するのが原則です。
他にもある!教育支援制度
学校を選ばず支援してもらえるのは日本学生支援機構の奨学金制度ですが、専門学校の中には学費が一部免除される「特待生制度」や低金利でお金を借りられる「教育ローン」もあります。
とくにおすすめなのが、在学中に新聞配達することが条件の「新聞奨学生制度」。奨学金を無利子で貸与してくれる上に、バイト代も貰えるんです!生活費を稼ぎたい学生さんにはピッタリの制度といえますね。
他にも専門学校ごとに様々なサポート制度があるので、親に負担をかけるのが心配な方は各校のホームページを調べてみましょう。
eスポーツ専門学校の学費は学校ごとに変わる
eスポーツはここ数年で急速に拡大してきたこともあり、業界で活躍するための育成期間や費用は専門学校ごとに大きく変わります。
学費面では在学年数が最も重要で、4年制の専門学校は2年制の2倍近い費用がかかります。
自分の夢に合ったeスポーツの学校を選ぶためにも、資料請求やオープンキャンパスで興味がある学校を調べましょう!
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