『ASPer』高校生アート・サポーター・プロジェクト2018

京都造形芸術大学概要

京都造形芸術大学は、日本を代表する芸術大学のひとつで、学部および大学院(通信制を含む)に最も多くの学生が就学しています。
同大学は京都市の北東地区に位置し、銀閣寺や曼殊院、詩仙堂、修学院など歴史的遺産が近くにあります。

グラフィックデザイン、アニメ、マンガ、映画、ファッション、ジュエリー、インテリア、建築、ランドスケープ、演劇、美術など、音楽分野を除いて殆ど全てのアート・デザイン分野をカバーしており、40年の歴史の中で、多くの卒業生が日本や世界のアート・デザイン分野で活躍しています。

アートプロデュース学科

アートとは、作品をはじめとする「モノ」や「コト」と、それをみる「人」がいてはじめて生まれる現象です。アーティストと作品だけではアートは決して生まれません。
あなたが作品をみたときに生まれるワクワクや感動、衝撃や驚きといった現象、それこそがアートなのです。このアートという現象は、ときに人の人生や社会を変えるほどの大きな力を秘めています。

日本では今、アートの力を活用して社会の課題を解決するアートプロデュースの能力を持った人材が求められています。
たとえば現在の美術館はこれまでのように有名な作家の作品を展示するだけでは成り立ちません。これからの美術館は、アートを通して社会でどんな役割を果たすのかという、アートプロデュースの視点が強く求められています。

また、全国各地では芸術祭やアートプロジェクトが開催されています。これらはアートをより社会の中で実践することで、各地域の課題や社会の問題をアートの力で解決しようとしています。ここにもアートプロデュースの考え方が根本にあるのです。
京都造形芸術大学アートプロデュース学科は、展覧会やイベントなど、さまざまな企画や発想で人・モノ・コトをつないで「アート」という現象を世に生み出し、アートの力を活かして人の意識や行動、社会を変えていく、「プロデュース」の術を専門的・実践的に学べる日本でも数少ない学科です。作品やものごとを「みる」力から、アートの魅力を最大限に「みせる」力までを兼ね備えた人材を育成し、さまざまな分野に送り出しています。
高校生にはまだあまり知られていないアートプロデュースの世界にぜひ足を踏み入れてみてください。

イベント情報

昨年好評頂いた
本年度の参加者を募集しています!!
ASPer(エスパー)とは、高校生を対象にアートを応援するサポーターを育てるプロジェクト。

今、アートの世界は大きく変わりつつあります。
「独りでつくる」「一人でみる」だけでなく、たくさんの人がつながり、影響しあう“アート”が始まっています。

今、求められているのは、アートと社会をつなぎ、世界に働きかける能力を持っているアート・サポーターたち。
ASPerでは、京都造形芸術大学アートプロデュース学科(通称ASP)が運営するギャラリー・ARTZONEで、アートと人、アートと社会をつなぐさまざまなプログラムを体験。
アート・サポーターの一員として第一歩をふみだしましょう!

過去の様子


5月6日に行われた第1回では、アートサポーターの役割などを、ジブリ作品の料理・食事のシーンを例に挙げてユニークにお話していただきました。

スクリーンに映し出された作品を鑑賞しながら、何を想像したのかどう思ったのかなどを意見交換します。
その後、最終日だった展示会鑑賞するため、ギャラリーARTZONEに。

間近でタッチや色合いなどを感じ、それぞれの作品の関連性などについて考察しました。

詳細・募集要項

第1回

5月6日(日)14:00-16:00
「アート」のサポーターって?
作品をつくるのはアーティスト。それを見るのはわたしたち。では、“アート”をつくるのは誰?
ひとりでも多くの人に作品を見て、楽しんでもらうために「アート」を作るサポーターになって見ませんか?

第2回

6月17日(日)14:00-16:00
アートにまつわるイベントを体験しよう
展覧会では、パーティやワークショップなどのイベントを開いて、アート作品や展覧会の持つメッセージを広めています。
ARTZONEで開催中の展覧会にまつわるイベントを自分たちでつくり、いろんな人たちと話してみましょう。

第3回

7月15日(日)14:00-16:00
展覧会の裏側ってどうなっているの?
展覧会の会場には、アート作品の魅力を引き出し、お客様に楽しんでもらうためのたくさんの工夫が仕掛けられています。それがどんなものか探してみましょう!

※「参加費無料」「どの回からでもご参加いただけます」

会場

ARTZONE
京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44 VOXビル1・2階
http://artzone.jp/

申し込み方法

公式HPよりご応募できます
応募・詳細はこちら!

ABOUTこの記事をかいた人

アオハル公式ツイッターでは記事をアップロードした瞬間につぶやいています!(手動) フォローお忘れなく! @totemo_aoharu