友達に話せる! 授業では教わらない美容の歴史雑学
「18〇〇年に〇〇が××を制圧し、その結果△△という制度ができ……」
歴史の授業というのは、多くの人にとって退屈なものです。
しかし歴史自体は結構面白くて好きという人も少なくないのではないでしょうか。
ここでは、最後に学校では教わらない美容の歴史に関する雑学を紹介します。
江戸時代のトレンドリーダーは遊女や歌舞伎役者だった
現代では美容系YouTuberやモデルなどが美容情報のトレンドを発信していますが、江戸時代ではどうだったのでしょうか。
当時の庶民の憧れは、派手な遊女や歌舞伎役者。こんな紅が流行っているらしい、なんて情報や今でいう美容情報誌まであったのだとか。
派手な人や見た目がきれいな人への憧れは、今も昔も変わらないんですね。
色白肌、赤リップは1300年前から存在した
特に韓国や中国、日本といった国々では透き通るような真っ白い肌と赤いリップがメイクとして一般的ですよね。
実は1300年前にはすでにおしろいを塗って肌を白くし、植物の液などで唇を赤くする文化があったのだそう。
美白や赤リップは時代を超えて女性を美しく見せる力があるのかもしれませんね!
眉毛を抜くのは日本だけ!
現代においても、眉のムダ毛処理として眉毛を抜くという人はいますよね。
しかしそんな眉毛を抜いて描くという文化は奈良時代からある化粧法で、なおかつ日本独自のものだったのだそう。
1300年間続いた「お歯黒」の文化
教科書で一度は見たことのある、お歯黒という文化。
鉄くずやお酢、米の研ぎ汁などを漬けた汁を歯に塗るという女性だけの文化ですが、なんと江戸時代末期まで1300年ほど続いていたのだとか!
想像に難くないですが、もちろんニオイは強烈。日本に訪れた外国人にはすこぶる評判が悪く、のちに明治政府によって禁止されました。
もしも明治維新がなければ、私たちは今も口からとんでもないニオイを放ち、真っ黒な歯を見せて笑っていたのかも……。
フランス貴族の女性たちは美白のために血を抜いていた
マリー・アントワネットが生きていた時代のフランスでは、美白が超トレンド。貴族の女性はこぞって自分の肌を白くみせるために努力していたのだとか。
しかしその努力の方法が独特で、血を抜いて貧血にしたり、食事をまったく取らずにわざと顔色を青白くしていたのだそう。
肌の白さを際立たせるために付けぼくろをするなど、「肌の白さ」にはとことんこだわっていたフランス人女性。
どんな手段を使ってでも美しくなりたい!という気持ちは現代の女性にも通じるかもしれませんね。
退屈な時間は雑学に触れてみよう!
さて、今まで20個の雑学をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
外出自粛が求められ、思うように外に出られないことが大きなストレスになってしまうことも。
SNSチェックなども面白いですが、今まで知らなかった雑学に触れるのも良いリフレッシュになります。
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