長期休みが続き、さらに外にも出られない今、ついつい不規則な生活を送ってしまっている人も多いのではないでしょうか。
生活リズムの乱れは、健康面・美容面でさまざまな不調をもたらします。
最近何だかやる気が出ないな、体がダルいなという人は生活リズムを整え、規則正しい生活を取り戻しましょう。
そこで今回の記事では、正しい生活リズムを取り戻す7つのコツをご紹介します。
規則正しい生活を取り戻す前に! 知っておきたい「生活リズム」のアレコレ
規則正しい生活を取り戻す、とはいったものの、そもそも「正しい生活リズム」と何なのでしょうか。また、生活リズムが乱れているデメリットや、規則正しい生活を送るメリットも知っておきたいですよね。
最初にこの項目では、正しい生活リズムの原則や規則正しい生活を送るメリット、生活リズムが乱れていると起きる残念なことについてご紹介します。
そもそも「正しい生活リズム」って何?
規則正しい生活を送ろう!といわれても、そもそもそれが何かわからなければどうしようもありませんよね。
正しい生活リズムの原則は、以下の3つです。
①毎日同じリズムで生活していること
当然といえば当然なのですが、毎日寝る時間も起きる時間もバラバラ、ご飯は食べる日も食べない日もある……という生活が正しいわけはありませんよね。
毎日同じ時間に起き、同じ時間にご飯を食べ、同じ時間に寝ることが正しい生活リズムを取り戻すコツであり、大原則です。
②朝に光を浴び、夜に眠ること
みなさん、学校がない・家から出られないからといって毎日夕方近くに起きて朝方に眠る……なんて生活を送ってはいませんか?
しかし、人間は朝に光を浴びることで脳と体が覚醒し、夜は暗い部屋で眠ることで一日の疲れを取ることができます。
何だか疲れが取れない、起きてもぐったりしているなんて人は、朝に光を浴びる生活を心がけるべきかもしれませんよ!
③きちんと動き、きちんと休むこと
みなさん、一日中ベッドに寝転がってダラダラ過ごしてはいませんか?
夜寝ろっていわれても眠れないんだよ!という人もいるかもしれませんが、昼間動かなければ夜眠れないのは当然のことです。
朝に起きて光を浴び、ほど良い運動や勉強をして脳と体を使って初めて、夜ぐっすりと眠ることができるのです。
成績にも影響が!? 規則正しい生活を送らないとどうなる?
別に学校がないから多少ダラダラしても良いじゃん! 課題はちゃんとやってるよ!というそこのアナタ。
課題さえこなせば規則正しい生活でなくても良いとお考えの人は、ぜひ以下の生活リズムが乱れていることのデメリットを見て、本当に今の生活のままで良いのか考えるきっかけにしてみてください。
眠りたいのに眠れない、起きたいのに起きられない状態になる
不規則な生活が続くと起こる問題の一つは、睡眠のコントロールができなくなることです。
朝方に寝て夕方に起きる人が、ある日学校に行こうと思っても朝早くに起きて一日勉強するなんて無理な話ですよね。
また毎日の生活のなかでも、眠ろうと思ってベッドに入っても眠れず、明日こそ早く起きるぞと心に誓っても起きられないという問題が起こります。
極端に食欲が増したり、減ったりする
生活リズムが乱れていると、本来人間が眠っているはずの夜中に食欲が抑えられなくなってドカ食いしたり、反対にまったく食欲がなくなってしまうことがあります。
ドカ食いによって太ってしまったり、ご飯を食べずに免疫が落ちてしまえば生活習慣病や風邪などの病気のリスクはぐんと高まります。
病気にならないよう外出自粛をしているのに、家の中で免疫が落ちて体調を崩してしまっては本末転倒。生活リズムや食生活はしっかり見直したいところですね。
学力と集中力が低下する
学生にとって何よりのデメリットは、学力や集中力が低下することです。
勉強をしていても集中できず、また集中できないために勉強ができなくなり学力が低下します。
現在は休みが続いていますが、今が高校2年生や3年生にとって勉強をするべき時期だということに変わりはありません。
不規則な生活のなかで勉強をしていては、結果につながりにくくなってしまいます。
気分の落ち込みや体調不良が起こる
生活リズムが乱れると、徐々に気分の落ち込みや体調不良が起き始めます。
原因不明の頭痛や気分の落ち込み、苛立ち、わけもなく悲しくなるなどの症状は生活リズムが乱れている証拠。
もし当てはまることがあれば、今すぐに生活リズムを改善するようにしましょう。
生活リズムを整えると3つの良いことが起こる!
生活リズムが整うことで、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
別に今のままでも良いじゃん!と思っている人も、ぜひ生活リズムが整っている自分を想像しながら読み進めてください。
気分爽快! 心身ともに健康になることができる
生活リズムが整うことで、心身ともに健康になることができます。
謎の憂鬱感や原因不明の頭痛、腹痛がなくなると、家での自習がはかどったり元気に生活を送ることができますね。
家にいる時間が長くなり、なぜか家族にイライラして仕方ない、ずっと頭痛が続いている……という人は、生活リズムを整えることでそんなお悩みを解消できるかもしれませんよ。
成績アップも? 学力向上が期待できる
生活リズムが整うことで集中力がアップし、日中の勉強にも身が入るようになります。
家では勉強に集中できないとお悩みの人は、もしかすると原因は環境ではなく生活リズムの乱れにあったのかもしれません。
ぜひ今日から生活リズムを正すよう意識してみてはいかがでしょうか。
生活リズムを整えるだけで美肌・ダイエット効果も!
生活リズムを整えることで、ホルモンが正しく分泌され美肌効果が期待できます。
さらに規則正しい生活を送ることでドカ食いや偏食を抑え、ダイエットにも効果的。
外に出られなくなってから太っちゃった!と焦り気味の人は、ぜひ生活リズムを整えるところから始めてみてください。
まずはここから! 生活リズムを整えるコツ【基本編】
さて、いよいよこの項目では生活リズムを整えるためのコツをご紹介していきます。
ここでは「これだけはやってみて!」という基本的なものをご紹介しますので、ぜひ今日から取り入れてみてください。
基本中の基本! 毎日同じ時間に起きる
寝る時間は起きる時間によって決まる、ともいわれますので、まずは「早起き」から始めてみましょう。
最初は寝不足からしんどい、辛いと思うかもしれませんが、それは始めだけ。
生活リズムが整うまで、まずは毎朝同じ時間に起きることを意識しましょう。
おすすめはご飯と味噌汁! 朝ごはんを食べる
早く起きることができれば、次は朝ごはんを食べましょう。
生活リズムが乱れていると、朝昼兼用ご飯になったりひどい場合には夕飯がその日最初で最後の食事……なんてことになってしまいがち。
最初は食欲がない、食べたくないと思うかもしれませんが、ご飯を山盛り食べなければいけないわけではありません。
お茶碗半分のご飯とお椀に半分の味噌汁でも良いので食べてみましょう。
ちなみにご飯と味噌汁は互いに栄養を吸収しやすくなる効果があります。
絶対にパンが良い!シリアルじゃないとダメ!というこだわりがなければ、朝ごはんは白ごはんと味噌汁をおすすめします。
「寝る前の30分前行動」を決めて実行する
寝ようと思った時間に眠れないために、スマホを見始めて気がついたら朝……という人は、「寝る前の30分前の行動」を決めてルーティン化するようにしてみてください。
たとえば寝る前の30分はボディーマッサージをする、漫画を読む、優しい音楽を聞くなどです。
これによって、体が「これをしているということは、そろそろ寝る時間だな」と思うようになります。
最初はなかなか寝付きにつながらないかもしれませんが、続ければ必ず眠りやすい体になっていきます。
毎日寝る前はスマホやテレビ以外のことに時間を使うようにしてみてください。
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