みんな憧れ!高校生の短期留学にまつわるアレコレ

女性 地球儀

留学という響きはなんだか魅力的です。ひょっとしたら皆さんの中にも、留学に興味がある方がおられるかもしれませんね。でも、分からないことが多くてどうやって始めたらいいかわからないのではないでしょうか。

そこで、今回は高校生ができる留学について解説します。安心な留学先や費用面、留学の心得などをわかりやすく述べていきますよ。国際派を志す皆さんはぜひ読み進めてみてください。

高校生での留学、実はメリットいっぱい!

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高校生から留学なんて、いささか早いでしょうか。いやいや、そんなことはありません。高校生のうちから留学すると、以下のメリットが得られます。

国際感覚を身につけやすい

皆さんの中にはグローバル化という言葉を知っている人もいるかもしれません。グローバルとは「地球全体の」という意味で、グローバル化とは「世界との交流が進む」くらいの意味です。

いま世界中ではグローバル化が進んでおり、日本も例外ではありません。日本政府は2020年までに外国人留学生30万人の受け入れを目指しており(METIJournal)、日本国内で外国の方と接する機会はこれから増えていくことでしょう。

国際感覚が身についていれば、いざ外国の方と知り合った時に相手をより深く理解できると思います。なんでも柔軟に吸収できる若いうちは多様な考えに触れることはきっと良い刺激になりますよ。

語学力がつく

日本国内でも留学生や観光客として、外国の方がこれから増えてくると予想できます。語学力があれば、外国の方とふれあう時に意思の疎通がスムーズに行えます。

加えて、語学力があれば進学や将来の職業選択でも有利な条件で選べます。国際的に活躍できる人材はどこでも重宝されるため、語学力をつけておけば活躍の場を増やせるでしょう。

さらに、留学先として設定されている国はアメリカやカナダ、オーストラリアなどの英語圏が多く、英語を学ぶには最適の環境です。英語は世界で2番目に多く使われている言語で、話者の数は約8億4000万人と言われています(e-student)。留学はあなたをスキルフルな人物にしてくれるでしょう。

自立性が身につく

留学先では、親元を離れて生活します。最初は不安かもしれませんが、見知らぬ土地での生活はあなたの自活力を格段に高めてくれるでしょう。これから大人の階段を上るための格好の前準備になるはずです。

もしもあなたが国際関係の進路に興味があるのなら、なるべく早いうちに海外を知っておくことをおすすめします。高校生のうちの留学は、将来を考えるうえで大きな財産になるでしょう。

留学の種類を知って、自分に合った方法を選ぼう

道 2択
ひとくちに留学とは言っても、様々な方法があります。それぞれの制度ごとの特徴を見て、自分に合っている方法を選びましょう。大きく分けると、以下のようになります。

交換留学制度

交換留学制度では決まった生徒数をお互いの国に派遣して留学をしてもらいます。大きく学校主導と斡旋(あっせん)機関主導の二種類に分けられるでしょう。

まず、学校主導のものでは、高校があらかじめ提携している海外の高校とだいたいの場合は1年の間交換留学を行います。メリットは留学前の語学サポートや文化について学ぶミーティングに参加できることで、手厚い援助が得られることです。

また、費用は日本の高校(あなたが通う高校)に払う学費だけで済むことも大きなメリットでしょう。

デメリットは、あなたが希望しても先方の高校で希望者がいなければ交換留学が行われない場合があるということです。また、語学力や熱意を確かめるための筆記試験や作文などが課されるかもしれません。

もしも、あなたの高校が留学プログラムを用意していないなら、民間の斡旋機関を利用する方法もあります。こちらは斡旋機関の提携している高校と交換留学できるため、行きたいところをある程度自分で選べます。さらに、オリエンテーションなども行われるためサポートも十分に望めるでしょう。

ただ、費用が150万円ほどかかる場合が多いです。また、筆記試験と面接など選考試験が課されます。

海外ボランティア制度

NGOなどが主体となって海外でボランティアとして働かせてくれる制度です。複数の職種が用意されているため、興味に合わせて選べるでしょう。学校の長期休暇に合わせて実施されることが多く、だいたいの場合は夏休みに行くことになるでしょう。

メリットは、交換留学制度よりも安価に海外に行けることです。また、サポート体制がしっかりしており、トラブルがあっても安心できる場合が多いと思います。

ただ、観光とは目的が異なるため、思うように行動できない場合もあるかもしれません。

私費留学

私費留学では、学校や斡旋機関が提供する留学先から自由に目的地を選べます。私費留学では自分1人だけが留学するため、あなたが望めば留学を始められるでしょう。また、目的地だけでなく高校に行くのか語学学校に行くのか、学校の種類が選べるのも私費留学ならではです。

ただし、お金は必要経費だけで300万円以上と割高。また、利用の前に選考が設けられますが、なぜ海外に行くのか、なぜその目的地でなければいけないのか、他の留学手段より明確な理由付けが必要になります。

自分に合う方法を探してみよう

留学の仕方もさまざまな方法があるので、学校生活との兼ね合いもあるので無理の無いスケジュールで選んでみてはいかがでしょうか。いろいろなプランを検討して、あなたに合った留学制度を探してみてください。

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