高校生、身体も心も大人へと移り変わってゆく多感なこの時期には周りに言えない悩みや秘密を少なからず抱えながら学校生活を送っている人もいるのではないでしょうか。
高校生は中学生と比べ環境が大きく変わることもあり、受験、友情、性格など様々な悩みを抱えがち。その中で多くの高校生の悩みごとの鉄板といえば”恋愛”ではないでしょうか。
片想い、お付き合い……気恥ずかしさもあってなかなか周りに相談しにくい恋愛の悩みですが今回は特に打ち明けづらい”性”をピックアップ。12個の項目とともに友達に聞きづらいポイントを詰め込んでご紹介します。
『親密さの12段階』
突然ですが皆さんは、行動科学者デズモンド・モリスの「親密さの12段階」という理論を知っていますか?
デズモンド・モリスは1928年生まれのイギリスの動物学者。かの有名なオックスフォード大学で動物行動学の研究をし、世界的ベストセラーである『裸のサル』を執筆するなど非常に著名な学者さんです。
デズモンド・モリスは研究の中で男女が親密になってゆくプロセスとして12の項目を提唱しました。それが「親密さの12段階」です。
具体的に「親密さの12段階」の項目はこのようになっています。
項目を具体的に説明すると
「目から体」→自分の視界に相手が入った状態
「目から目」→アイコンタクト
「声から声」→会話
「手から手」→握手、手つなぎ
「腕から肩」→肩組みなど
「腕から腰」→腕を腰に回した状態、腰を抱く
「口から口」→キス
「手から頭」→頭をなでる
「手から体」→前戯の始まり
「口から胸」→前戯
「手から性器」→挿入を伴わないセックス、セックスの代替行為
「性交」→セックス
となります。
なんでも別れないカップルは「親密さの12段階」をしっかり踏んでおり、逆にそれら12段階を急いで通過したカップルは別れやすいのだそう。
こうして触れ合いの過程を12個に分けてみると「この辺りまで平気かな」という風に自分の欲求を客観的に見ることも可能ですね。
ほとんどがOK?最初の5つ
触れ合いでほとんどが平気なのは最初の5つあたりかと思います。特に最初の「目から体」「目から目」「声から声」の3項目は日常生活を送る上で誰もが行う行為なのでよっぽどのことがない限りクリアできるでしょう。
ただし、独りよがりはNG!アイコンタクトも会話も触れ合いである以上相手への思いやりや節度をもって行いましょう。
そして後の2つ、「手から手」「腕から肩」は人によってはギリギリのラインかもしれません。特にカップルでない男→女への行為となってくると嫌われる可能性が出てきますが、お互いに好意的な感情を持っていると手や肩の触れ合いはお付き合いへグッと近づくアタックポイントとなってくるでしょう。見極めが大事です!
反対にカップルでない女→男への行為となると効果抜群!!!女子が振り向いてほしい相手やもう一押ししたい相手の手や肩に触れることはかなり強力的なアピールとなること間違いなしでしょう。
ポイントは”あくまで自然に”。オススメのポイントは物の貸し借り。ノートや消しゴムの貸し借りをするタイミングでさりげなく手を触れ合わせると自然かつ相手をドキッとさせることができちゃいます♥
カップル前提!?腰口頭
高校生にとっては12項目のうち5番目「腕から肩」を超えると、カップルが前提の行為へとなっていきます。
その中でもほとんどのカップルが平気だろう項目が「腕から腰」「口から口」「手から頭」の3つではないでしょうか。
しかしこれらの項目、並びを見て疑問を抱く人もいるのでは?順番は腰→口→頭となっていますが「手から頭」頭を撫でる行為は「口から口」いわゆるキスよりもハードルが低そうですよね。さらに「腕から腰」腰を抱くよりもハードルが低そうな予感……。
なのでここでは順番を頭→腰→口に入れ替えちゃいましょう!
まず初めに「手から頭」。頭をなでる行為は女子の胸キュンな行動として有名なのでカップルはもちろん付き合ってなくともトライする価値アリ!
「腕から腰」は怪しいところです。腰は下半身に近いため性を連想しやすく、さらに腰に触れる=身体同士が密着しそうな距離であるため特に男→女への行為としては危ない可能性もあります。しかしお互い腰に触れて大丈夫な状態であれば次のハードルはかなり低くなるはず。
そして「口から口」、いよいよキスです。ちなみに「口から口」は12項目の中で一番最初に出てくる粘膜の触れ合いとなります。
最初はもちろん触れ合うだけのキスが望ましいでしょう。しかしキスの種類は約20種類あるらしいので、慣れてきたら色んな形のキスを試してみると互いの親密度がUPするかも!?
見極めが大事!性交渉までの3ステップ
キスに慣れてくるといよいよ性交渉を意識し始めるかと思います。ここまでくるとほとんどの男子は「早くエッチしたい」という衝動に駆られるかと思いますが、女子はそうではありません。女子ももちろん興味はありますが同時に「妊娠」「痛い」「怖い」などの感情がセットでついてきます。
特に男子のほうが体格も力もあるので9番目「手を体に」までくると女子は抵抗が難しくなってきます。
カップルにおいて性交渉はとても大切ですが何かあったとき傷つくのは女子の方。特に高校生はもし子供ができてしまっても産んで育てることが難しいため性交渉へのステップを踏む前に互いがリスクをしっかりと考えておく必要があります。
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