テスト勉強や毎日の復習に欠かすことができないノートですが、どんな風にノートをとればいいか悩んだことはありませんか?
勉強に大切なノートだからこそ、そのとり方に悩んでいる高校生が増えているようです。
そこで、今回は授業の時間内にキレイでわかりやすいノートがとれるポイントをご紹介します!ぜひ、完璧なノートで成績アップを目指しましょう!
ノートをキレイにとることによって、成績アップにつながるだけではなく、受験勉強にも活用できますよ!
ノートのとり方、みんなの悩みどころは?
ほとんどの学校が、60分以内で授業が組まれているかと思います。その中で、先生の解説を聞きながら教科書を読み、黒板に書かれた内容をノートに写さなければいけません。そのため、高校生に限らずノートを丁寧に書いているような時間はなかなかありませんよね。
人によっては、読み返したときに自分がなんて書いていたのかも読めなくなってしまうほど、ノートはスピード勝負です。授業時間の限られた中で、ノートをキレイに書こうとすればするほど時間が足りなくなってしまいます。
高校生では学習内容も複雑になるため、授業中や自主学習の時間だけでうまくとれないことがあります。そんな自分のノートのとり方が気になっている方は少なくありません。
「完璧なノート」に近づけるために、ぜひこれから紹介するノートのとり方を試してみてください。
綺麗なノートにするためには「余白」が大切
ルーズリーフなどのノートにはラインが引いてありますが、そのラインをきっちり守って使うとぎっしりと文字が詰め込まれたノートができあがります。これではあまり読みやすいとは言えませんよね。
ノートのとり方のポイントの1つ目は「余白」です。実は、この余白を意識してとるだけで、ノートの美しさが各段にアップするのです。
キレイなノートをとるための余白の使い方とは
キレイなノートをとるための余白の使い方のポイントは、「もったいない」という精神は捨ててしまうことです。できるだけ、ノートのページを大胆に贅沢に使うことがキレイなノートの近道です。
数学も、英語もすべての科目で共通のポイントですが、1つのテーマに対して見開きでまとめます。2ページごとに1つのテーマを記載していくのです。ノートは基本的に見開きで使用するよう意識しましょう。たとえば、いろいろな教科の参考書を思い出してください。すべて見開きで、それぞれのポイントが紹介されていませんか? そのようなイメージです。
さらに、文字を書いたらその下のラインを2行ほど開けて次の項目を書き写すようにすると、余白の部分にあとでコメントを付け足すことができます。余白を作ることは、意外にもノートの重要なポイントなのです。
また、ノートの種類ごとに余白のサイズも変わってきます。A罫ノートは幅が7mmあり、もともと罫線にゆとりがあるため、余白を大きく作る必要はないです。B罫などのノートでは、罫線の幅が狭いので字が詰まって読みやすいぶん、余白を作る際は大きくスペースを空けるといいかもしれません。
罫線に点が入っている「ドット入り罫線」のノートでは、線を簡単に引くことができるので自分好みにページを分割することができます。ページをスペース分けすることで余白も作りやすくなるでしょう。
わかりやすいノート、色ペンの使い方にご注意を
ノートを写すときには、必死で先生が書いた内容を書き写しているのではないでしょうか。そのため、色や文字のきれいさにはまったく意識がいかないという高校生も少なくありません。
しかし、わかりやすいノートには「色ペン」的確に使われていることが欠かせません。
そのため、色ペンを上手に取り入れている子のノートは、わかりやすいものが多いのです。色ペンの使い方を少し意識するだけで、今よりもさらにノートがわかりやすく変身します。
コツさえつかんでしまえばだれでも簡単に実践することができる色ペンの使い方、ここではそのポイントを紹介します。ぜひ、記事を参考に試してみてくださいね!
色数は少なめに、オススメは赤と青の2色
色ペンは何色くらい必要かという問題ですが、できるだけ少ない色数を利用するのがおすすめです。
たくさんの色でカラフルにしてしまうと、どうしても見づらいノートになってしまいます。また、黄色などの薄い色のペンを使うのも避けるようにしましょう。これも、パッとみたときに文字が判別しづらいため、ノートには不向きといえるでしょう。
特に女子高生に多いのが、手持ちの色ペンを何色も使ってノートの中身をカラフルにしてしまうことです。かわいい文房具はたくさんあるので色ペンも多く所持しているかもしれませんが、これでは読みにくくなってしまいます。
そこでおすすめなのが「赤」と「青」、2本の色ペンだけを使うこと。赤と青は真逆の色になるため判別しやすく、黒と並んでも目立つのでわかりやすいノート作りに最適です。
また、赤で書いた文字に赤シートを通すと、文字が消えてみえるのも特徴です。ただノートをとるだけでなく、テスト前に赤シートを使った暗記学習にも応用できます。
赤と青の2色なら、男子高校生でも持っていて恥ずかしくないですよね。ペンケースの中に、黒ペンと赤ペンと青ペンを入れておけば、ノートをとる準備はバッチリ!
要点のみに色を使って、重要な部分をより際立たせよう
次に、色ペンを使うときの注意点ですが、色ペンは限られた要点にのみ使用するようにしてください。たくさん使ってしまえばそれだけ見づらくなるため、わかりやすいノートとかけ離れてしまいます。必要性のある部分にだけ色を使用することで要点が目立ち、より読みやすいノートに近づきます
男子高校生は、普段シンプルにまとめすぎてしまいますが、それに少し色をプラスしてノートを作ることを心がけましょう。
女子高生なら、普段カラフルにまとめていたノートがあれば色を減らしてシンプルに近づけるように心がけてください。色は多くても2色程度で、ポイントとなる場所や補足したい部分だけを色ペンで記載してみるといいです。
試しに1ページその方法で作ってみるのはいかがでしょうか? 圧倒的にわかりやすく見やすいノートができあがりますよ。ぜひ試してみてくださいね。
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