年寄りだけの悩みじゃない！高校生でも起こる薄毛、どう予防する？

今からできる薄毛対策を知ってフサフサ頭を維持しよう

睡眠をしっかり摂りましょう

一般的に６～７時間、午前０時から午前６時の間をコアタイムとして睡眠を摂ることで最も寿命が長くなるといわれており、体の健康状態を良好に保つことができます。

体の健康状態を保つことは、毛髪が成長しやすい環境を整えることにもつながりますので、夜更かしせずに、規則正しく、適切な時間の睡眠を摂りましょう。

皮脂の分泌を抑える食事を心がけましょう

皮脂の過剰な分泌を抑制するために、ビタミンB群を多く含む食品(レバー、しじみ、牛乳、卵、ホウレンソウ、トマト、キャベツ、シイタケ)を積極的に摂るようにしましょう。

一方で、皮脂の過剰な分泌を促してしまう脂肪、糖分、コーヒー、アルコール、香辛料の摂取は控えめにしましょう。

過度なダイエットは避けましょう

薄毛は、貧血や栄養失調を引き金に発症するケースもあります。自分のスタイルを気にする余り、食事を抜くといった過度なダイエットをしてしまうと髪の成長に必要なたんぱく質やその他の栄養素が不足し、抜け毛に繋がるキケンがあります。

朝・昼・夜の3食、主菜・副菜のバランスの取れた食事を採りましょう。

毎日洗髪しましょう

毎日洗髪し、頭皮を清潔に保つことで多くの皮膚病由来の脱毛症を防ぐことができます。毛髪の汚れを落とすだけでなく、指の腹を使って頭皮をマッサージし、皮脂汚れをしっかりと落としましょう。

特に育毛シャンプーとして販売されているシャンプーは洗浄力が強いことが多いため、肌に合うかを確認しながら、自分にあったシャンプーを選んでみましょう。

医薬部外品で洗髪しましょう

皮膚病由来の脱毛症の原因は生活習慣だけでは改善しない場合があるため、頭皮改善に効果のあるシャンプーを使用することが有効です。

例えば、脂漏性脱毛症の場合、ジンクピリチオンや二硫化セレンなどの成分を含んだフケ低減シャンプーが有効です。もしくは、グリチルリチン酸等の炎症を抑える成分を含んだシャンプーも低刺激のためお勧めです。

ヘアカラー(毛染め)をしている人は使用を止めてみましょう

高校生でヘアカラー(毛染め)を使用している人はあまりいませんが、地毛が黒ではないなどの理由で使用している場合が見受けられます。このヘアカラーが原因で皮膚がかぶれ、正常なサイクルで毛が生えて来なくなる危険性があります。

ヘアカラーの種類を変えるか、ヘアカラーそのものの使用を一度止めてみましょう。

ストレスを溜めないようにしましょう

ストレスが貯まることでホルモンのバランスが崩れ、薄毛の原因になる場合があります。趣味や食事等を通じて適度にストレスを発散し、心の状態を健やかに保ちましょう。

育毛剤を使用しましょう

髪にハリやコシが無くなってきたと感じた場合は、市販の育毛トニックを使用することで毛根を活性化させ、抜け毛を防ぐことが出来ます。例えば、花王のサクセス薬用育毛トニックなどが挙げられます。使用上の注意として、頭皮に傷がある場合や炎症を起こしている場合は逆に症状を悪化させる恐れがありますので、皮膚科の受診が必要です。

一方、ミノキシジルを配合した発毛剤の使用は避けましょう。このような発毛剤は発毛効果が認められていますが、対象年齢が20歳以上になっているため、高校生のような10代の方は使用することができません。誤って使用しないように注意しましょう。