WHOがゲーム障害という精神疾患を追加
昨年に2018年以降、ゲームをやりすぎると精神衛生障害扱いされるかもしれない。とアメリカの記事で発表されたのですが、どうやらそれが現実になったみたいです。
2018年6月18日World Health Organization(WHO)はWHO国際統計分類第11版(ICD-11)の「物質の使用または中毒性の行動による障害(英語文)」に『ゲーム障害』を追加しました。
ゲーム障害とは何か
WHOが定めるゲーム障害とは主に3つパターンで判断されます。
1)発症、頻度、強度、持続時間、終結、文脈)
2)ゲームが他の生活上の利益および日常活動よりも優先される程度にゲームに与えられる優先度を高めること。
3)否定的な結果の発生にもかかわらず、ゲームの継続または拡大。行動パターンは、個人的、家族的、社会的、教育的、職業的または他の重要な機能領域において重大な障害をもたらすほど重大である。
引用:ICD-11 for Mortality and Morbidity Statistics (2018)
これをわかりやすく2段階に分けると
【1段階目】ゲームが優先される
上記2) はゲームをする時間を確保するため、食事の時間や、お風呂、その他娯楽などの時間を削る。ということでしょうか。
ちなみに数年前の私がこれですね。ゲームが気になりすぎて寝られない。食事を取るのが面倒。そんな感じでずっとFPSやっていました!
【2段階目】生活に影響が出てもゲームがやめられない
社会人であれば仕事をせずに。学生であれば学校に通わず引きこもり。などと重度のゲーム中毒者はこちらのパターンに分類されるのでしょうか?さらに言えばゲーム先進国である韓国では86時間休まずゲームを行い、死亡した例もあります。
流石に極端すぎる話なのかはしれませんが、ゲームをしている間は基本的に座っているので「エコノミークラス症候群」とかにもなるかもしれませんね。そういう段階になるといよいよ「ゲーム障害」と呼ばれるのではないでしょうか。
問題視すべき?
ちなみにこのゲーム障害ですが、【中毒性行動による障害】という大見出しの中に入れられ、ギャンブル障害と肩を並べております。
かなり深刻な問題と見せかけて、世界中のゲーマーがゲーム障害認定されるわけはなく、本当にごくごく一部の人だけですので我々一般のコアゲーマーは気にしなくてもいいでしょう!
※2時間に1度ストレッチなどをしましょう!