「この講演で、あなたの脳は変わる」 ララ・ボイド
最後に、脳の研究者であるララ・ボイド氏による「この講演であなたの脳は変わる」というスピーチの概要をご紹介します。
脳の常識は間違いだらけだった!
ご存じのとおり、科学は日々進歩しています。
そのため、今までの常識がまったく違うとわかることも少なくありません。
たとえば、昔は大人になると脳は成長しないといわれていました。つまり大人になって勉強を始めても習得は難しい、といわれていたのです。
現在では否定され、大人でも脳は成長することがわかっています。
また、何もしていない間は脳が休止しているという説も現代では間違いとされています。
たとえあなたが寝ている間でも脳は絶えず動いており、休止することはないのだそうです。
このように、昨日わからなかったことが今日判明しているのが、脳科学の世界なのです。
勉強や運動を習得するには「脳構造を変化させる」ことが大切だった!
脳は、短期間の学習では学んだ内容を忘れてしまいます。
しかし、長い時間をかけて学んだことは脳構造自体が変化し、忘れにくくなるのです。
たとえば点字を読む人は指先の感覚が優れていたり、タクシー運転手は地理感覚に優れています。
これは才能ではなく、長時間学習したことによって脳構造が変化した結果なのです。
この結果からわかるのは、勉強や運動ができる・できないの差は行動と練習の量の違いだということ。
個人差はあるにせよ、やはり勉強や運動の上達は練習量がものをいうのです。
脳の構造を変える方法は行動あるのみ!
長期的に能力を身につける=脳構造を変化させるには、基本的に行動する、練習する以外にありません。一日で賢くなったり運動ができるようになる特効薬はないのです。
では脳の変化を起こすきっかけは一体何なのでしょうか。
何か能力を身につけたいと思ったとき、とにもかくにも必要なのは「行動すること」です。
「朝起きたら英語がペラペラになっていないかな~」と思うだけでは英語は話せません。
まずは単語を1つ覚える、発音を真似てみるなど、行動がなければ脳の変化もないのです。
残念なことに、脳を変化させるのに有効なたった1つの方法はありません。1人が成功した学習法が、全員に有効なわけではないのです。
つまり、全員が必ず効果の出るやり方は存在しないということです。
1つとして、同じ脳みそはありません。
そのため、個々の行動パターンや個人差、変化を理解し、それに合った方法で学ぶことが大切なのです。
もっと詳しく知りたい人はこちら!
科学って面白い! そんなあなたはもっとTEDを見てみよう
さて、ここまで科学に関する3つのスピーチをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
科学好きのあなたの好奇心をくすぐるお話はありましたか?
今回ご紹介したなかで気になったスピーチがあれば、ぜひ動画もチェックしてみてください。
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