11/18(日)、大崎にて行われた、中高生の声の祭典「声優魂」にお邪魔してきました!
国際声優コンテスト「声優魂」とは
国際声優コンテスト「声優魂」とは、国際声優育成協会が主催する中高生向けの声優コンテスト。アニメ・声優の世界を目指す若き才能の応援を目的に開催され、今までに延べ1万人近い若者たちが参加しています。
第七回目の開催となる今年は1210名を超えるエントリーがあり、各予選を勝ち上がってきたファイナリスト22名のうち19名(3名欠席)がゲートシティ大崎ホールに集結。緊張感の漂う中、最終審査に挑みました。
第七回「声優魂」最終審査レポート!
最終審査では実際のアニメ映像を使用したアフレコレッスン形式の「アフレコ審査」、ボイスドラマの台本を使用する「掛け合い台詞審査」の2種類で進行。それぞれ3人一組で行われ、とてもハイレベルな戦いとなりました!
「アフレコ審査」
今回アフレコ審査に使用されたのは、AT-Xにて放送中のアニメ『つうかあ』のワンシーン。審査前に通し見の時間があり、審査員から参加者へアフレコをする際の注意点などの説明を受ける場面も。
女子2人、男子1人の3人一組を基本として進められた本審査では、1度アフレコをした後に審査員から具体的なアドバイスを貰うことができ、審査でありながら公開練習のような側面も。アドバイスを受けた後もう一度アフレコを行いますが、1回目と2回目で参加者の演技ががらりと変化する様は、聞いていて非常に面白く感じられました。
「掛け合い台詞審査」
掛け合い台詞審査では、男女混合と女子のみの2種類のグループで、それぞれ違った台本を使用しての審査が行われました。審査員からのアドバイスだけでなくリクエストもあり、臨機応変な演技を求められることも。
中には舞台俳優になったつもりでマイクを通さず演技をする場面や、キャラクターを演じるにあたっての考え方などを問われることもあり、”声”以外での参加者のキャラクター性なども垣間見ることができました。
表彰式の様子
表彰式ではハイレベルな戦いだったゆえ急遽「特別賞」が設けられることに。特別賞を受賞したのは九州大会代表で過去島県出身の寺原成美さん(高校2年生)。受賞の瞬間驚きのあまり困惑した様子を見せていましたが「とても嬉しいです」とひとこと。
そして優秀賞に選ばれたのは神奈川県出身の田中しおりさん(高校3年生)と、大阪府出身の山岡琳さん(高校2年生)の2人。田中さんは子役として活動していた経験もあり、堂々とした姿で「この結果を糧に頑張っていきたい」とコメント。山岡さんは「夢のようです」とトロフィーを手にとても嬉しそうな表情を見せていました。
栄えある最優秀賞に選ばれたのは近畿大会代表で大阪府出身の籔根歩美さん(高校3年生)。名前が呼ばれた瞬間号泣した彼女はマイクの前で「本当に私でよかったのかなという気持ちと、お母さんからも”声優になれるわけない”って言われてきたんですけど、認められたみたいでとても嬉しいです」と心境を吐露。最後には「最優秀賞で名前を呼ばれてすごく嬉しいです」と涙まじりの笑顔で力強いコメントを放っていました。
ほかインターナショナルカテゴリーではそのキャラクター性を買われ韓国出身の李相垠さん、アルゼンチン出身のデレピアネ・ミゲル(Dellepiane Miguel)さん2人が選ばれました。
受賞者によるアフレコ披露ではなんと本人役も参戦⁉
表彰式後には、受賞者によるアフレコ披露が行われ、なんとMCとして立っていた「つうかあ」宮田ゆり役の古賀葵さんも本人役で参加!受賞者と共にアフレコ披露をし、なかなかお目にかかれない場面ということで観客のみなさんも興味津々な様子を見せていました。受賞者にとってもプロの声優さんとのアフレコ体験は良い刺激となったはずでしょう。
「アフレコ審査」「掛け合い台詞審査」ともに審査員の方々が参加者の適性などをみるため色々質問や演技に対しての具体的なアドバイスをしており、たとえ賞に選ばれなかったとしても今後声優を目指していくうえで非常に役立つ時間となったことかと思います。
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