高校生が普段使いでノートへ書き込むとき、どちらかといえば鉛筆よりもシャープペンシルやボールペンがよく使われます。
理由は人それぞれですが、例えば削ってとがらせる手間がかかるとか、徐々に短くなるといった使用感、シャープペンシルと比べて地味なデザインなどがあるでしょう。
しかし、受験勉強向けの文具として考えたとき、鉛筆は実は非常に役に立つ文具の一つなのです。鉛筆には受験勉強のモチベーションアップや、試験本番での使いやすさやといった様々なメリットがあります。
また、鉛筆にちょっとしたアレンジを加えることで華やかなデザインに変身させるテクニックも色々あるため必見です。
そこで、この記事では鉛筆を使うメリットをはじめ、高校生におすすめの鉛筆やアレンジ方法についてご紹介します。
実は受験生向き文具! 高校生が鉛筆を使う3つのメリットとは?
普段は意識していない高校生も多いかもしれませんが、鉛筆を使うことで得られるメリットは意外とたくさんあります。
しかも、受験生にとってメリットになる点が多いため、実は鉛筆は受験生向きの文具なのです。
そこで、鉛筆を使うことによって得られるメリットを3つご紹介します。
使っていくうちに短くなるため達成感が目に見える!
鉛筆は削って先端を尖らせてから使う文具ですので、たくさん勉強をしているうちにどんどん鉛筆が短くなります。
短くなっていくごとに自分が勉強にどれだけ取り組んできたかが実感できますので、勉強のモチベーションアップに繋がりますね。
また、短くなって使えなくなった鉛筆を受験当日まで取っておくことで、受験前に不安になったときには「これだけ勉強したんだから大丈夫!」と自分を鼓舞する材料になります。
まさに鉛筆は受験生向けの文具といえるでしょう。
芯の柔らかさ、濃さの調整ができる
シャープペンシルでも鉛筆でも、一般的によく使われるのはHBやBの硬さですよね。しかし、鉛筆は10B~10Hまで選ぶことができます。
「しっかりと硬い芯が好き」「柔らかい芯の方が書きやすい」といった好みは人それぞれ。もしも今使っている芯の硬さがしっくりきていない場合は、鉛筆を試してみるのも良いでしょう。
また鉛筆はシャープペンシルに比べて濃淡の調節がしやすいため、止め、はらいといった字のメリハリがつきやすく、書いた字がきれいに見えるというメリットもあります。
テスト用鉛筆など便利な商品多数!
一口に鉛筆といっても、コスパの良いロングセラー品や、本体や芯の質が高い高級鉛筆など、その種類は様々です。
もちろん、受験生にとって使いやすいタイプの鉛筆もたくさん存在します。
例えば、マークシート式テストでの使用感を重視した商品や、鉛筆のような書き心地のシャープペンシルなどが挙げられます。
用途や好みに合った商品を選べる点も、鉛筆を使うメリットの一つでしょう。
高校生が使うべきおすすめ鉛筆3選!
高校生が鉛筆を使うメリットはいくつもありますが、どの鉛筆を買えば良いのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
そこで、高校生にぜひ使ってほしいおすすめの鉛筆を3つご紹介します。
愛され続けるロングセラー商品! トンボ-8900
トンボ-8900 参考価格 473円
現在、数多くの鉛筆が販売されていますが、中でも数十年以上前から販売されているロングセラー品は高校生におすすめです。長い間愛されてきたということは、それだけ優れた特徴をもっている製品だからです。
トンボの鉛筆は安いのに書きやすい!
そんな中で特におすすめの鉛筆は、1945年から販売しているトンボ-8900。シャリッとした書き味で軽快に書き進められるため勉強・テストで使いやすく、一本の定価が税抜で40円と安いため購入のハードルが低いといったメリットがあります。
また、デザインはグリーン一色のみと非常にシンプルですので、使うシーンを選ばない点も優秀です。硬度は、2H、H、F、HB、B、2Bの6種類から選べます。
さらに、事務用・学習用と幅広く利用されていますので、安心して試してもらいたい一本です。
マークシート式鉛筆で模試・受験も怖くない! uniマークシート用鉛筆
uniマークシート用鉛筆 参考価格 99円
高校生が挑むことになる入学試験や適性検査といった試験の多くはマークシート式のテストです。
この方式はマークを塗りつぶすことで解答しますが、シャープペンシルだと芯が細く硬いので、塗る作業に時間がかかったりきれいに消しにくい場合があります。
一方で、鉛筆であればシャープペンシルより太い線を書くことができ、さらに筆圧や角度で太さを調整できます。そのため、鉛筆はマークシート式のテスト向きといえるでしょう。
マークシート式のテスト用鉛筆は書きやすく、消しやすい!
そんな中で特におすすめする鉛筆は、uniマークシート用鉛筆です。
この鉛筆には三菱鉛筆社が培った超微粒子配合技術を駆使した芯が入っており、書き味は柔らかいながらも濃く塗りつぶすことができ、さらに消しゴムでの消しやすさも兼ね備えています。
力を入れなくてもしっかりと書けることから、マークシート式のテストでもストレスなくマーキングすることが可能です。
鉛筆とシャーペンのいいとこ取り!? 鉛筆シャープ
鉛筆シャープ 参考価格 198円
これまでご紹介したように、鉛筆には高校生にとってたくさんの利点があります。しかし、それでも使いやすさの面でシャープペンシルを使いたいという気持ちが勝っている高校生も多いことでしょう。
そこで、書き味は鉛筆のようになめらかで、シャープペンシルのように使いやすい鉛筆シャープという商品をご紹介します。
鉛筆のように書きやすく、シャープペンシルのように機能的な鉛筆シャープ
専用の芯を本体に入れて使う点はシャープペンシルと同じですが、芯が鉛筆並みに太いことから書き味は鉛筆並みになめらかであることが特徴で、まさに鉛筆とシャープペンシルの良いとこ取りした商品といえるでしょう。
さらに、ノック部に穴が開いているため芯を入れるときに、わざわざノック部のキャップを外す必要がありません。
1本あたりの値段が100円程度と安価な点や、ペン先を引っ込められますのでペンケースが芯のススで汚れにくい点もグッドです。
以上のような特徴から、鉛筆の良さを理解しつつも機能面でシャープペンシルを選んでいる高校生に特におすすめの商品といえるでしょう。
ちなみに、芯とセットになったお買い得の商品もありますのでインターネットや文具店などで探してみてください。
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