アニメやゲームなど様々な作品で活躍されている若手声優さんに、進路や仕事についてインタビューする企画が始動!第2弾は、アニメ『ノブナガ先生の幼な妻』や『けものフレンズ』シリーズなどに出演中の女性声優・上原あかりさんにお話を伺いました。
小学生の頃に『シャーマンキング』を観て、声優という職業に興味を持った上原さん。高校卒業後に養成所で勉強を積み、一般公募のオーディションをきっかけに声優のお仕事を掴み、現在様々な作品で活躍されています。そんな彼女が考える、声優を目指す上で大切な要素とは一体何なのでしょうか。早速見ていきましょう。
「色々なことができる!」声優を目指したきっかけは?
本日はよろしくお願いいたします。声優のお仕事を始めてどれくらいになりますか?
上原あかりさん
4年目になりますね。
声優を目指したきっかけはなんですか?
上原あかりさん
小学生の時『シャーマンキング』というアニメを観た時に、別のアニメのキャラクターと同じ声の人がいることに気付いたんです。気になってその人のことを調べ始めると、アニメの主題歌も歌われていて「この人はどんな職業なんだろう?歌手なのかな?」と疑問を持ちまして。さらに調べてみると声優ということが判明し、「色々なことができてすごいな」と思ったのがきっかけですね。
小学生の頃から声優をお仕事として意識されていたんですか?
上原あかりさん
アニメを観ていて、アニメの中に人がいることを知らなかったんです。でも声を聴いて「人がやってるんだ」と初めて認識したような感じですね。
尊敬する声優さんはいらっしゃいますか?
上原あかりさん
林原めぐみさんです。
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上原さん流、養成所を選ぶ基準とは
声優になるために学校などは通われましたか?
上原あかりさん
学校ではなく、養成所に行きました。
高校を卒業してそのまま養成所に入られたんですか?
上原あかりさん
そうですね。卒業して、養成所に入って、声優の基礎的な勉強をしましたね。
養成所でも学校みたいに教えてもらえるんですね。
上原あかりさん
段階を踏んでなんですけどね。最初の年は基礎、次の年に演技、その次の年にやっとマイク前に立てる、みたいな感じです。
声優学校ではなく養成所を選ばれた理由はあるのでしょうか。
上原あかりさん
金銭的な問題が一番大きいですね。養成所は学校じゃないので、週一とかで働きながら通えるんですよ。私はバイトしながら通っていましたね。学校ってやっぱりお金が数百万単位でかかっちゃうじゃないですか。でも養成所だと金額も年30万とかそのくらいなので。
養成所に入るには何か知識だったり勉強が必要なのでしょうか。
上原あかりさん
実は特に無くて(笑)。ただ養成所とひとくちに言っても色々な所があるので、「何が違うのかな」というのはインターネットなどで調べたりしましたね。
ちなみに上原さんはどのような基準で養成所を選ばれましたか?
上原あかりさん
やっぱり金額面ですね(笑)。お金もないし、学生の時にアルバイトはしていたんですけど、学校に通うのにあまりお金をかけれなかったので。なので一番は金額と、あと通いやすさですね。
他には、その養成所から所属できる事務所とか、所属されている声優さんたちがどういったお仕事をされているのかも色々見ていました。
他には、その養成所から所属できる事務所とか、所属されている声優さんたちがどういったお仕事をされているのかも色々見ていました。
養成所によって金額や所属事務所って結構変わってくるものなのでしょうか。
上原あかりさん
金額ももちろんですし、通う頻度も週一から週二、週三など色々ありますね。あとは通う時間も昼だったり夜だったり養成所によって変わってきますし、色々なタイプの養成所がありますね。
養成所ではマイク前に立つのに三年もかかる! そのワケとは
養成所では具体的にどのようなことを学ばれましたか?
上原あかりさん
一年目は発声や呼吸などの基礎知識、二年目では舞台でのお芝居、三年目でようやくマイクの前に立って声優としての声のお芝居を学びました。
マイク前に立つのに三年もかかるものなんですね。
上原あかりさん
私は三年でしたが、すんなりいく人は二年くらいで立てますね。留年みたいなのもあって、「あなたはまだちょっとその段階じゃないね」という人はひとつ上に上がれなかったりするんですよ。そうするともう一年同じことをやらなきゃいけないんですよね。
養成所での勉強で印象的だったものはありましたか?
上原あかりさん
二年目で舞台のお芝居を学ぶ時に、講師にもよるんですが、私の時は「舞台のお芝居」+「映像のお芝居」も教えていただけて。レッスンの中でゲーム形式で演技する機会があって、「Aさんは何かしらの理由で絶対にその場から動けない、BさんはAさんに何かしらの演技での刺激を与えてAさんをその場から動かしてください」というような内容だったんですけど、お芝居の根本を考えさせられましたね。相手がやることを受け入れて、自分はそれに対してどうお芝居で返すか、というのがすごく面白いなと感じました。
逆に難しかった、大変だった授業はありましたか?
上原あかりさん
全く同じセリフで「舞台芝居バージョン」と「マイク前バージョン」の2つをやってください、という内容があったんですが、当時は全く意味が分からなくて(笑)。「同じじゃん」みたいな(笑)。「舞台芝居バージョン」では身振り手振りを入れて、「マイク前バージョン」では身体を動かさず声だけで演技をしたんですけど、当時はおそらく差が付いてなかったような気がします。結構難しかったですね。
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