高校生バイトの基本!今さら聞けない「シフト」って何!?

バイトをしたい、またはバイトをしている高校生で、「シフト」という言葉を使いながらも、実は意味がよくわかっていない人もいるのではないでしょうか。

バイトの話をする上で当たり前のように出てくる言葉ですから、今さら誰かに聞くのはちょっと恥ずかしいと感じるかもしれません。

今回は、その「シフト」がテーマです。
よくわかっていないけれどちゃんと知りたいという高校生のために、基本から順に説明していきます。メリットとデメリットも一緒にわかりやすくご紹介していきますよ!

そもそもシフトって何?

バイト シフト

最初に、「シフト」という言葉の意味からご紹介していきます。

初めてのバイトで「シフト」という言葉に馴染みがない高校生は、意味を理解してから面接に臨むべきです。

また、バイトをしているけれど「シフト」の意味をよくわからないまま使っているという高校生も、今回改めてその意味を確認しておいてください。

「シフト」とは

「シフト」は「シフト制」からきた言葉で、「交替勤務制」のことを指しています。交替勤務制とは勤務時間を月や週ごとに切り替える制度のことです。

例えば、求人情報に「月ごとのシフト制」と書かれていた場合、月に1度自分の予定を店側に伝え、その月のシフトを作成してもらいます。または、店側から提案されたその月のシフトを見て調整していくというやり方もあります。

シフト制で決められた勤務スケジュールのことを「シフト」と表現することが多いようです。

対して「固定制」とは

対して「固定制」は、いつも決まった曜日や時間に働く制度です。学校行事やテスト実施期間には思うようにバイトができない高校生にとって、固定制のバイトはなかなか厳しいかもしれません。

しかし、部活に加入していない高校生なら土日の固定制バイトも可能でしょうし、行事やテストに大きく影響されない早朝バイトなら固定制でも頑張れるかもしれませんね。

「シフト」を使った例文

バイトの面接時や勤務中に「シフト」という言葉を頻繁に耳にします。例文からどんな意味合いで使われているかイメージしてみましょう。

例えば「シフト出しておいて」と言われた場合、「バイトが入れる予定を出しておいて」という意味があります。

バイトの予定は、口頭で「○日は休みをください」と伝える場合もありますし、紙に書いて提出する場合もあります。シフトの出し方は店によって方法が違うので注意しましょう。

「シフト入ってるよ」と言われた時は、「バイトの予定が入っているよ」という意味です。

「次の土曜日ってどうなっていますか?」と確認した時に、店長などから「あなたは○時からシフト入ってるよ」なんて教えてもらうこともあるのではないでしょうか。

「シフト」の意味を理解しよう!

何気なく使っている「シフト」という言葉ですが、意味を理解して正しく使うようにしてください。

どんな言葉もよくわからないまま使っているとトラブルの元となります。バイトは面接時に働く条件をしっかりと確認しておくことが大切ですし、働くことになってからもスタッフ間のやりとりが欠かせません。「シフト」を理解し、お互いが納得の上で楽しく働けるようにしていきましょう。

シフト制のメリット・デメリット

シフト スケジュール

では、シフト制バイトのメリットやデメリットとはどういったものが挙げられるのでしょうか。自分に合わせてくれると考えればメリットばかりのような気がします。しかし、デメリットもそれなりにあるので注意してください。

シフト制のメリット

シフト制の最大のメリットは融通が利きやすいというところにあります。自分の都合に合わせてバイトのスケジュールを決められるため、テスト期間に勉強時間を確保したい学生もバイトとの両立がしやすいのではないでしょうか。

もちろんテスト実施期間は休めるように調整してもらえますし、部活やそれ以外の予定でもあらかじめわかっているなら要望が出せます。

シフト制のデメリット

シフト制のデメリットは、シフトが決定するまでバイト以外の予定が立てづらいということです。他のスタッフとの兼ね合いもあるため、「シフト出しておいて」と言われてもすぐには決めてもらえません。

決定するまで2週間以上かかる場合もありますから、シフト表をもらうまではそれ以外の予定を保留にしておく必要があります。

高校生にはシフト制がぴったり?

高校生は、テスト期間や部活などで予定が変動しやすいためシフト制のバイトがおすすめです。店側も学生の事情を理解した上でシフト制を導入し、その分スタッフの人数に余裕を持たせていたりもします。

ですから、遠慮や我慢をすることなくシフトの希望を出すことができ、高校生活とバイトの両立も成り立ちやすいのです。

なお、バイト応募の際には仕事情報だけではなく、最低勤務日数などの応募条件、募集要項をしっかり確認しておきましょう。面接の段階で出勤の希望をきちんと申告しておけば、シフトを出す時も揉めたりすることなくスムーズにいきます。

次は、シフトの融通が利きやすいおすすめのバイトのご紹介です!