憧れの書店員!高校生でも本屋バイトはできる?

「バイトをするなら本屋さんがいいな」と考えている高校生も多いのではないでしょうか。本好きな人ならもちろんですが、落ち着いた職場で知性溢れる書店スタッフと一緒に働けるなんて魅力的に思えますよね。

そこで今回は、高校生ができる本屋バイトの実態についてご紹介していきましょう!仕事内容や自分に合ったバイト先の選び方などをわかりやすくお伝えしていきます。

本屋バイトの仕事内容は?

本屋 仕事
本屋に足を運ぶ高校生は多いと思いますが、そこで見かける書店員さんがどんな業務をこなしているかは意外とよくわかっていない人も多いのではないでしょうか。

目立つ業務といえばレジでの販売スタッフですが、意外と仕事内容が多いというのも本屋バイトの特徴なのです。

本屋バイトって何をするの?

本屋バイトの仕事内容は大きく分けて3つあります。

レジ業務

レジスタッフは、会計時に本にカバーかけをしたり、しおりを挟んだりもします。プレゼント用に包装をする機会もあり、ちょっとした手先の器用さも必要になってくるでしょう。また、本の予約や取り寄せに関する対応もあります。店頭だけではなく電話で行う場合もあります。

フロア業務

フロア業務は品出しや本の陳列がメインです。ただ、重いものを持ったり中腰のようなキツい体勢での作業も多いので、新人にはちょっと厳しいと感じるかもしれません。しかし、雑誌や書籍の新入荷をいち早く知ることができ、情報通になれるワクワク感が得られます。

事務仕事

コンピューターを使って本の入荷を確認したり、書類の整理や在庫管理を任されたりするのが事務の仕事です。空いた時間にはポップ制作をさせてもらえることもあり、こまごまとした仕事が多いもののなかなかやりがいを感じられそうです。

本屋バイトはやりがいいっぱい!

このように、本屋バイトはレジ業務だけではなくわりと仕事内容が多いバイトと言えるのかもしれません。仕事内容が多くて心配な人もいるかもしれませんが、大型店ではレジとフロアで業務を分けていたりしますし、仕事内容が多いと飽きずにバイトを楽しめるというメリットでもありますよ。

また、接客スキルの他、体力仕事が多いというのも特徴です。楽そうに見える本屋バイトですが、それなりにハードでその分やりがいも十分です!

新書店と古本屋、どっちがいいの?

本屋 古本
本屋には新刊を置く新書店と、古書を扱う古本屋の2種類があります。皆さんが働いてみたいのはどちらでしょうか?どうせなら自分に向いている方を知った上で挑戦してみましょう。

新書店の特徴とは

新書店は新しい本をいち早く手に取れるというのが特徴的であり魅力的でもあります。そこでバイトをすれば、お客さんの喜ぶ姿や驚いた反応を見て幸せな気持ちになれますし、自分自身も本に詳しくなれるので得した気分になれます。

クリエイティブ好きな人にぴったりなのは、売り場作りやポップ作成に携われるというところです。若いセンスに任せてもらえることも多く、自分の感性を生かしながら好みのお店作りもできてしまいます。

ちなみに、新書店には日々新しい本が届き、作家さんのイベントが開催されることもあります。そういう意味では本に関する知識や感心も必要で、変化を楽しむ気持ちを持った人が歓迎されます。

古本屋の特徴

古本屋では販売の他に買い取り業務があります。相場を調べて価格をつけるのは判断が難しいと感じることもあるかもしれません。しかし、ものの価値がわかり、高校生にとってはいい社会勉強になるとも言えそうです。

レジ業務以外の接客はあまりありませんが、待ち合わせや暇つぶしに利用する客も多く、立ち読みされて乱れた本の整理に時間を取られたりします。どの棚にどの本が置いてあるか、在庫があるかといった問い合わせも多いため、整理をしつつ把握していこうとする責任感も必要になってきます。

タイプに合った書店の選び方

新書店は創意工夫や接客が好きな人、古本屋は単純作業やマニアックな本が好きな人に向いているでしょう。あなたはどちらのタイプでしょうか?新しいことや古き良き事柄を知る本屋バイト、さらに興味が湧いてきましたか?

次は本屋さん求人の探し方のコツです!