よく聞く「扶養」ってなに?
高校生のほぼ全員が受けている親の扶養ですが、この扶養の意味をよく知らないという人も多いのではないでしょうか。ここからは「扶養」とは実際なんなのかをわかりやすく説明していきます。
扶養とは何か
「扶養」とは、自力で生活(自活)できない人の面倒を見ることを意味しています。
そして「扶養家族」とは扶養の対象となっている家族のことを指しています。
例えば父親のみが働いている世帯なら、その子供は地「父親の扶養に入っている」ということになります。
また稼いでいる父親の妻(母親)が専業主婦の場合は、その母親も扶養に入ることができます。
扶養に入るメリット
扶養に入ることのメリットは国民健康保険料の支払いが不要になることです。
国民健康保険料の計算方法は市区町村で違いがあり、年収に応じて金額が決まりますが、100万円程度のアルバイト収入があれば、年間で6~7万円の支払いが発生します。
また国民年金は20歳以上から支払いが始まりますが、親の扶養に入っていれば個人の年金の支払いは不要となります。
保険料の金額を考慮すれば、国民健康保険料の個別の支払いが不要になることが、親の扶養に入る一番のメリットだといえるでしょう。
今まで「扶養」がよくわからなかった人も、自活している高校生以外は親の「扶養家族」です。扶養の理解は将来家族を養う立場になっても重要なので、きちんと理解しておきましょう。
扶養から外れるな!103万超えは親にも負担!
高校生のバイトでも年収が103万を超えると、扶養から外れ親の税金が増えることになります。
扶養している家族がいれば、親は扶養控除が適用となり税金が優遇されます。
そのため年収が103万円を越えて扶養が外れることは、親が受けている扶養控除がなくなり、親の負担が増えてしまうのです。
また130万を超えると、扶養から外れるだけでなく、自分で社会保険料を払う必要も出てくるので注意が必要です。
103万円だけでなく130万円にも注意!
高校生のバイト 年収が130万を超えるデメリットは自分に所得税がかかるだけではありません。親の社会保険や扶養から外れ保険(国民健康保険)を自分で支払わなくてはいけなくなってしまいます。
親の扶養に入っているなら、バイト年収103万円が所得税控除の限度額となります。
そしてバイト年収130万円は社会保険控除の限度額です。
バイトで100万円を越えて稼ぐことは、親の税金にも関係してくることなので、年収が103万を超えそうな場合は、事前に親に相談しておきましょう。
高校生でバイトするなら年収103万円以内で頑張ろう
ここまで紹介してきたように、高校生でバイトするなら年収は103万円以内に留めておくのが無難です。
バイト先からの給料の支払額が月8万円を越えてくるようであれば、注意が必要です。年間でいくらになるのか計算しておきましょう。
勤労学生控除を受ければ、130万円までは稼いでも問題ではありませんが、高校生にとって本当に大切なことは、バイトよりもやはり学業です。
またバイト年収として103万円や130万円ギリギリを目指すと、いつの間にか目標金額を越えてしまうリスクがあります。特にシフト制のバイトをしている場合、細かい年収のコントロールは難しくなりがちです。
高校生でも消費税など、日々税金の支払いは発生しています。不要な税金の支払いを避けるためにも、高校生でバイトするなら年収103万円以内で頑張ることをおすすめします。
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