初めてのアルバイトで制服が貸与されない職場の時、あなたならどんな格好で出勤しますか?
「服は私服でいいよ」とか「作業しやすい服装ならOK!」なんて言われることもありますが、服装自由って一番困るもので、何を基準に選んだらいいのかよくわかりませんよね。
今回は、その悩みに直面している学生のために、接客と非接客に分けてぴったりな服装や選び方のコツを紹介していきます。
服装自由のバイト、メリットとデメリットは?
求人で服装自由のバイトを見つけたら「ラッキー!」と思いますか? 服装が自由なら、バイトのためにわざわざ用意しなくても家にある服でいいので、お金も手間もかかりません。
それではメリットだらけのように感じますが、実は自由だからこその難しさやデメリットもあります。
最初にそれらを知ってから、登録や面接に向けて動き出してください。
服装自由のバイトのメリット
バイトの服装が自由なら用意するためのお金がかかりません。お金がほしくてバイトを始めるという学生も多いはずですから、初期費用がかからないのは大きなメリットです。特に短期バイトは短い日数で終わってしまうので、服装の細かい指定があると応募自体をためらってしまいそうです。
また、服装が指定されているとそれを売っているお店を探し歩く手間がかかりますが、服装自由のバイトならその手間もかかりません。
そのため、面接を終えてすぐにでもバイトをスタートさせることができます。
他には、面接や勤務に向けてちょっとだけ気持ちが楽になるという一面もあります。例えば、求人に「経験者歓迎」「経験OK」などと書いてあると初バイトの学生なら躊躇してしまうでしょう。
しかし、「服装自由!」とあればこだわりの強い職場ではないように思え、面接も勤務もちょっとだけ気が楽になります。それに、こだわりが強くないところなら採用率も期待できそうな気もしますよね。
服装自由のバイト、デメリットは?
服装自由のデメリットは選びにくさです。指定があればその通り用意するだけでいいので迷うこともありませんが、自由となると選ぶ基準がわからないのでどうしたらいいか悩んでしまうのではないでしょうか。
その仕事をした経験がある人なら選べても、バイトが初めてという人や初めての職種の場合はイメージできません。かといって、面接先にあらためて質問してみても「自由でいいんだよ」としか答えてもらえず、一か八かで行ってみるしかない、なんてこともあり得ます。
そのくせ、常識やセンスを問われているような気がしてしまうのは考えすぎでしょうか。いざ働いてみると、自由なはずなのに勝手気ままな服装で働くスタッフは少ないことに気づきます。何も考えずに自由に選ぶことで、恥をかいたり評価を下げたりすることにならないかという不安があります。
また、学校帰りにそのままバイトに寄りたい人は、バイトのために服を持ってかなくてはなりませんので、少し面倒かもしれません。
服装自由のバイトの例
服装自由のバイトにどのようなものがあるかというと、セブンイレブンなどのコンビニ、倉庫内などの軽作業、アパレル、事務作業、個人経営の飲食店などです。
上に制服や作業着を着るので中は自由という場合もありますし、最初から服装にこだわっていないという職場もあります。求人に服装について掲載がない時は、面接時などにあらかじめ確認しておきましょう。
コンビニバイトの服装はどうすればいいの?
接客バイトの代表としてコンビニバイトをピックアップしてみましょう。
コンビニバイトはユニフォームが用意されているため、服装自由と言われるケースがほとんどです。
では、実際に働くとなった時、トップスやパンツはどういったものを着ていけば間違いないのでしょうか。面接時に相応しい服装についても紹介していきます。
ユニフォームの中は服装自由!
トップスは見えないので基本的に何でもOKですが、パーカーなどの厚みのあるものを着てしまうと重ね着した際にごわついてしまいます。見栄えも悪くなり動きにくくなってしまうため、薄手のトップスにしておいた方が無難かもしれません。
パンツは半ズボンがNGとなっています。動きやすさからGパンを勧められることが多いですが、店舗によってはGパンがNGだったり色の指定があったりもするので注意してください。
コンビニバイトは調理や清掃の業務もあります。派手な色のパンツは避け、揚げ物の調理や清掃をした時に汚れて困らない服を選びましょう。しゃがんで作業することも多いため、伸縮性のあるパンツを選ぶと動きやすいのではないでしょうか。
コンビニバイトの面接時の服装は?
コンビニバイトに限らず、バイトの面接時の服装は清潔感が大事です。オーナーによって服装のこだわりが強い場合もありますから、最初から「コンビニだからGパンでいいよね」などと決めつけてはいけません。
一番は、学生にとっての正装である制服姿で面接を受けるようにしてください。私服で行きたい場合は綺麗めのパンツに白シャツなどを合わせるといったさわやかな格好で行きましょう。どうしても心配なら電話で服装について確認を取っておくとよいかもしれません。
履歴書の写真は、制服で撮影しておくことをおすすめします。
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