まわりの高校生は、一体どのくらいアルバイトしているのかと考えたことはありますか?
「みんなはいくらお給料をもらっているのかな?」「どのくらいのシフトで働くのが普通なのかな」と、アルバイトをしている、してみたい高校生はまわりのバイト事情が気になりますよね。
今回は、高校生のアルバイトに関する色々な平均事情を紹介していきます。現在アルバイトをしている人は自分と比べながら、これからバイトしてみたい人は今後のアルバイトの参考にしてながら見ていって下さい。
高校生バイトのお金に関する平均は?
まずは、気になる高校生のお金事情です。部活をしないで放課後もたくさん働いている人、高校が休みの土日だけバイトをしている人などさまざまですが、バイトをしたらみなさん平均でどのくらい収入を得ているのでしょうか。
平均月収は4万程度
アルバイトをしている高校生の平均月収は、職種を問わず相場としてズバリ4万2千円〜4万5千円です。地域や学年によって月収は多少異なりますが、平均月収は4万程度ということになります。
また、女子高生より男子高校生のほうが、やや月収が多い傾向にあります。中には5万円から7万円も稼ぐ高校生もいるようです! 人によってバイトの動機も目標も違いますから、結果的に月収にも差がでてきますよね。
中には、日払いで1日に1万弱稼ぐ人もいます。そういった人は土日などの休日に週1回働いて、月収4万ほどに達する人が多いようです。
平均貯金額は6万5千円!
月約4万も稼いでいる今の高校生。欲しいものや遊ぶ予定が多くて、稼いだ分をすぐに使い切ってしまう人もいるでしょう。でも、中にはしっかり貯金をしている人もいます。高校生は平均的に給料をどのくらい貯金にまわしているのでしょうか。
アルバイトで稼いでいる高校生の平均貯金額は、約6万5千円です。月に換算すると9000円程度は貯めていることになります。
9000円と言うと収入の5分の1程度。堅実に貯金している高校生が多いようです。大きな買い物のため、大学生になったときの資金集めのためと貯金の理由は人それぞれです。コツコツとお金を貯金できているまわりの姿は見習うべきかもしれませんね。
年々上がる最低賃金
なぜこれだけ高校生は収入を得ることが出来るのかというと、全国的にアルバイトの最低賃金が上がっていることが理由のひとつです。
全国で最低賃金が最も高い東京都では10年前の2008年だと最低賃金766円、しかし2018年には985円まで上がっています。(2018年10月に改定される金額です)参照:厚生労働省ホームページ
最低賃金が1番低いのは鹿児島県で、2008年の時に627円、2018年で761円となります。地域によって最低賃金に差が出るのは、地域ごとで物価に差があることが関係しています。物価の安い地域では売り上げも低くなり、人件費に回せるお金が少なくなってしまいます。
しかし、物価も高く物流も多い関東では、時給は1000円以上のお店も珍しくなく、なかにはゲームセンターなどのアルバイト先になると時給1300円以上のお店もあります。高校生がよくバイトに選ぶコンビニエンスタッフなどでも、関東では最低時給が900円以上のところもあるくらいです。これだけ時給が高ければ、月収も多くなり貯金にも十分回せますね。
高校生バイトに関する平均は?
平均月収がわかったところで、高校生は月4万程度稼ぐためにどのくらいの時間働いているのかを見て行きましょう。
1日平均4時間
高校生の平均的な1日の労働時間は4時間です。放課後から夜まで働くのにちょうどよい労働時間なのでしょう。学校の授業との両立にも問題ない範囲ですね。求人情報や求人一覧でも、高校生可のアルバイトは応募条件が「1日3、4時間からOK」と記載されている募集が多いです。
週のシフトは平均3日
高校生の1週間の平均勤務日数は3日。平日の放課後に2日、週末土日のどちらかで1日といった割合が多いようです。
男子と女子で働く時間は多少違いますが、他にも文系か理系かによってシフトのいれ方に差が見られます。文系学生は1日の労働時間を短くして週の勤務日数を多めにする傾向があり、逆に理系学生は1日の労働時間を長めにして、週に少ない勤務日数でも稼げるようにしている傾向があります。
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