新型コロナウイルスが猛威をふるう今、高校生のみなさんも自宅にいる時間が長くなっているのではないでしょうか。
しかし、行くところがないからといって家の中でダラダラと過ごしていては時間がもったいないですよね。
そこで今回の記事では、そんな退屈なときにこそ観てほしい名作映画を3本ご紹介します。
そして何と、ここで紹介する映画はすべてAmazon Primeで観られる作品です!30日間の無料体験か、家族がプライム会員であればタダで観られますので、ぜひチェックしてみてください。
殺し屋と少女の純愛 『LEON』(レオン)
恋愛の物語というのは、映画やアニメ、漫画とジャンルを問わずさまざまな方法で描かれています。
そのなかでも筆者が恋愛系物語TOP3に入ると信じて疑わない『LEON』(レオン)という映画をご存じでしょうか。
すでに知っている人はもう一度、知らない人はぜひ観てほしいLEONの魅力をたっぷりご紹介していきます。
『LEON』のあらすじ
ある日、そんなレオンの隣室に住む一家が、4歳のマイケルを含め全員殺害されてしまった。
牛乳を買いに出かけていたことで難を逃れた隣室に住む少女・マチルダは、レオンに助けを求める。レオンは彼女を保護することにし、二人の奇妙な生活が始まるのだった。
弟の復讐のため殺しの技術を学びたいマチルダと、人殺しの道は歩ませまいとするレオン。二人は徐々に心を許し、信頼し合うようになる。
『LEON』の見どころ① ナタリー・ポートマンのすごすぎる演技力
LEONのヒロイン役・マチルダを演じたのは、アカデミー賞を受賞したこともある一流女優のナタリー・ポートマン。彼女は2000名の候補からマチルダ役を勝ち取り、見事に演じ切りました。
何とナタリー・ポートマンはこの作品がデビュー作なのだとか。
このとき、彼女は13歳。とても中学生には見えない確かな演技力で、映画公開後世界中に衝撃を与えました。
マチルダは映画史に残るヒロインとも称されています。
『LEON』の見どころ② 12歳の少女に振り回される殺し屋
LEONの見どころといえば、ジャン・レノ演じる孤独な暗殺者レオンと、家族を皆殺しにされた少女マチルダのやり取り。
レオンは話をしない観葉植物だけが自分の友達だというほど孤独で、マチルダはそんなレオンに徐々に惹かれていきます。
マチルダは12歳ながら大人がドキッとするような発言や行動をすることがあり、たびたびレオンを振り回します。レオンとマチルダのやり取りは、面白かったり考えさせられたり。
ぜひLEONを観る際は、二人のやり取りに注目してみてください!
絶対に映画を観たくなる!!
『LEON』名言3選
ここでは、きっと映画を観たくなるLEONの名言を3つご紹介します。
「人生ってずっと辛いの?それとも子どものときだけ?」「ずっとさ」
父親に暴力を振るわれていたマチルダ。そんな彼女が、隣室に住んでいるレオンに人生について尋ねるシーンです。
12歳にして人生を辛いものだと認識しているマチルダと、そんな彼女の問いに率直に答えるレオンのやり取りは、胸がギュッと締めつけられます。
またそんな少女に対して綺麗事をいわず、正直に答えるレオンの性格が垣間見えるシーンです。
「レオン、あなたに恋したみたい」
マチルダが唐突にレオンに告白するシーン。
このときレオンは「腹痛がなくなっただけだ」と受け流しますが、それでもマチルダは積極的に愛を伝えるようになります。
「私がほしいのは愛か死よ」
レオンに冷たく突き放されたと感じたマチルダが、自分のこめかみに拳銃を当てて放ったセリフです。
家族を殺された彼女の、レオン以外にほしいものなどない、レオンを失うならば死んだほうが良いという思いと覚悟が感じられるシーンです。
先生やバイト先の上司など、年上の人に恋をする機会はありますが、みなさんは「愛か死か」という覚悟で恋をしていますか?
自分のことに置き換えてみると、いかにマチルダが本気でレオンを愛しているかがわかりますね。
【ライターおすすめ】最高の脱走劇 『ショーシャンクの空に』
人生を変えるほどの衝撃を受ける映画というのは人それぞれですが、この記事を書いている筆者の人生を変えた映画はこの『ショーシャンクの空に』です。
映画マニアなら知っている人もいるかもしれませんが、古い映画なのでほとんどの人は観たことがないと思います。
ショーシャンク大好きな筆者が魅力をご紹介していきますので、気になった人はぜひAmazon Primeでチェックしてみてください。
『ショーシャンクの空に』のあらすじ
そしてアンディはショーシャンク刑務所に投獄され、理不尽な扱いや暴力を受ける日々を過ごしていた。
しかし刑務所内で出会ったレッドという男やその友人たちと次第に打ち解け、さらに持ち前の頭の良さから刑務官にまで一目置かれるようになる。
アンディは将来メキシコで暮らすのだと仲間たちに夢を話すが、終身刑を言い渡された彼にそんなことは不可能だと誰もが思っていた。
『ショーシャンクの空に』の見どころは?
冤罪で刑務所行きとなったアンディは、たくさんの理不尽で辛い目に遭うことになります。
アンディは悪くないのに……あと一歩だったのに……そんな絶望の波が作中何度もやってきます。
しかし、観ているこちらが諦めてしまいそうなほど最悪な状況でも、アンディは決して諦めません。
最悪のなかでベストを尽くすという彼の姿勢は、まさにコロナウイルスの蔓延が深刻な今の私たちこそ見習うべきかもしれません。
すべてを失った、大きな失敗をした、もうダメだ、二度とうまくはいかない……そう思えるときこそ、アンディのような不屈の心で困難を乗り越えたいですね。
どんなときでも希望が持てる 『ショーシャンクの空に』名言3選
ここでは、『ショーシャンクの空に』で語られる名言を厳選して3つご紹介します。
「選択は2つだ。必死に生きるか、必死に死ぬかだ。」
とあるとき、アンディは無罪放免のチャンスを手に入れます。冤罪で刑務所に入っているアンディにとってはまたとないチャンスでした。
しかしそれを失ってしまい、友人のレッドに語ったのがこのセリフ。
必死に生きるか、必死に死ぬか。
どれだけ打ちのめされようと、人生にはやるかやらないか、信じ続けるか諦めるかの二択しかないのだという彼の考えがうかがえますね。
「メキシコははるか南だし、おまえはこの中、それが現実なんだ!」
将来はメキシコで暮らしたいというアンディに対し、友人であるレッドが放ったセリフです。
一見、友達の夢を否定するようなひどい言葉に思えますよね。
希望を持ち続けるアンディを否定するのは、間違いのような気もします。
しかし、これはアンディよりも長く刑務所にいるレッドなりの優しさなのです。
どれだけ希望を持っていても、刑務所から出ることはできない。どれだけ前向きな人間でも、いつかは心が折れる。
ならば最初から希望など持たないほうが、「刑務所内で生きていくには楽」なのです。
レッドはアンディに、刑務所内では希望を持っているほうが辛いのだと説きます。
このセリフは、アンディへの優しさでもあるんですね。
「レッド、希望は良いものだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない。」
刑務所内で希望を持つな、といっていたレッドに対してのアンディの返答がこちら。
アンディは、刑務所内で何度も理不尽な目に遭います。
せっかくのチャンスを権力で握りつぶされたり、暴力を振るわれたり、挙げればきりがないほどの理不尽です。
それでも、アンディは希望を持ち続けます。
そんな彼の考えがにじみ出た発言ですね。
インド映画の最高傑作
『きっと、うまくいく』とは!?
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