「経験」のアピールポイントは「そこで何を学んだか」
前述のように「経験者である」ということは、自己PRで好印象を与えやすい内容です。
では経験アピールでは具体的に何を伝えるといいのでしょう?
「バイト先で求められること」だけでなく、これまでの経験について「そこで何を学んだのか」ということは合わせて考えると、より良い自己PRをすることができます。
では具体的にどのような例文があるのか、見ていきましょう。
【例文】過去の経験とそこで何を学んだのかを伝える
部活の経験アピールなら、「体力」や「粘り強さ」は伝えるべきポイントです。例として次のように書くことができます。
例文1
私は毎日の練習に参加できるように、食べる物や睡眠時間に注意を向け、自己管理を徹底してきました。私はこの経験から自己管理に自信を持つことができました。
この店舗で働くことができれば、この体力と自己管理能力を活かして貢献していきたい思います。」
例文2
そこではなかなかレギュラーになって試合に出ることはできなかったのですが、日々のトレーニングを一日も欠かさず、中学3年になった頃からレギュラーを獲得することができました。
私にはこのような諦めない粘り強さがあります。最初はわからないこともあるかと思いますが、この持前の粘り強さを活かし、この店舗に貢献していきたいと考えています。」
もし既にバイト経験があるなら、そこで身に着けたスキルをアピールすることも効果的です。バイト経験がある例文としては次のように書くことができます。
最初は上手く笑顔を作ることやさわやかな挨拶ができずに、店長やスタッフの先輩から怒られていましたが、課題を認識して働くことで、接客業に必要な最低限の表情や挨拶を身につけることができたと自負しています。
まだまだ学ぶことばかりですが、これらの経験を活かしてこの店舗の業務に貢献していきたいと考えています。」
経験アピールはバイトで働く姿に直結するようなものにしよう
経験アピールはバイトで働く姿に直結するようなものを出してあげると、面接官にも理解してもらいやすくオススメです。
それは例文であげたような飲食店であれば、接客業のバイト経験です。
引越しなど体力が必要なバイトであれば、運動部の経験はそれ自体が有効なアピールとなります。
「人間性」のアピールポイントは「どう役に立つか」
自分の性格や人となりをアピールする際は、それがどう仕事に役立つのかを意識することが大切です。
ただ性格や人間性をアピールするだけではいけません。では具体的にどのように伝えればいいのかを見ていきましょう。
【例文アリ】性格の長所短所を含めた人間性の伝え方
人間性を伝える時は、明るい性格ならお客さんとのコミュニケーションをアピールすることができます。
またまじめな性格ならコツコツ作業が得意であることをアピールすることができます。
この「明るい」と「まじめ」は表現方法によって長所にも短所にもなりますが、伝え方の例文は以下の通りです。
例文1
例文2
ただこの短所は、仕事においては細かいところに気がつく、ということにつながると考えています。」
人間性アピールは、この性格がいかに仕事に向いているかを伝えよう
人間性アピールは、この性格がいかに仕事に向いているかを伝えるましょう。そうすることで、面接官も向き不向きを判断しやすくなります。
せっかく受かったバイトもすぐに辞めては意味がありません。バイトはただ受かるだけではなく、ミスマッチを防ぐことも大切です。