アルバイトになかなか採用してもらえなくて、早くも挫折しそうな高校生はいませんか?
自分なりに丁寧に履歴書を書き、面接官とのやりとりもよい雰囲気だったのに、それでも不採用になってしまった経験もあるでしょう。このまま理由がわからないままだと納得がいかないですし、いつまでたってもバイトを始められないばかりか、自分に自信が持てなくなってしまうかもしれません。
今回はそんな高校生のために、バイトに受からない原因を考えてみたいと思います。ポイントをつかみ、バイトに受かる可能性を広げてみましょう。
アルバイトに受からない原因は?
最初にアルバイトに受からない原因を大まかに挙げてみます。不採用になったことをずっと引きずっていても、何も始まりません!バイトをしたい気持ちがあるのなら、何がいけなかったのか、その理由を冷静に分析することがとても大切です。
バイトの合否でポイントとなる3項目
バイトに受かるかどうかのポイントは全部で3項目あります。これまでの自分はどうだったのか、じっくりと思い返してみてみましょう。
1つ目「電話での印象」
面接を申し込むためにまずお店に電話をかける必要がありますが、採用担当者はその時点であなたの人間性をある程度想像するものです。声が元気なら「明るい子だな」と感じますし、挨拶がないと「常識がない子なのかな」と不安になります。
電話をかけた時のあなたは、どうでしたか?
2つ目「履歴書の書き方」
履歴書を書く上で、志望動機を適当に記入していたり、文字の丁寧さや証明写真にまで意識がいっていなかったりしませんか?また、書きあがった履歴書をしっかり見直さないで提出してしまう人も多いでしょう。
あなたの書いた履歴書は、どうでしたか?
3つ目「面接の受け答え」
面接の経験がないと、学生同士が話をするような馴れ馴れしい受け答えをしてしまい、面接担当者に不愉快な思いをさせてしまいます。また、ラフすぎる格好で面接に臨んでしまうと、軽い気持ちで来たのかとも思われてしまいます。
マナーはちゃんと守ることはできていましたか?清潔感も意識できたでしょうか。面接に臨んだ時のあなたを、思い返してみてください。
これらの3つを見直すことで、自分にとっての改善点が見えてきます。
この後で詳しくその内容についてご紹介していきますから、さらにじっくりと考えてみてください。
応募先に電話をかける時に気をつけたいこととは?
バイトをしたい高校生にとって、応募先に電話をかける時が一番緊張する瞬間かもしれません。そのため、緊張して声が小さくなってしまったり、聞きたいことを聞けずに電話を切ってしまったりすることもあります。
不安のない状態で面接の日を迎えられるように、電話をかける時のポイントを抑えておきましょう。
電話をかける前に確認しておきたいこと
週の労働日数、一日の労働時間、勤務地などは特に重要なチェック項目です。働く日数や時間によって、もらえるお金が大きく変わります。また、交通費が全額出ないところもありますので、勤務地も重要です。放課後に働きたいのなら、学校帰りに寄れる場所かどうかもチェックするとよいでしょう。
自分の希望が応募条件に合っているか、あらかじめきちんと確認しておくことが大切です。
印象の良い電話のかけ方とは?
印象の良い挨拶ができれば常識あるしっかりとした高校生だとアピールできます。
まずは「お忙しいところ申し訳ございません」と伝え、最後まで聞き取りやすい声で会話を進めてください。いきなり「バイトの募集見たんですけど…」などと言ってしまうのはあまりにも軽々しすぎます。電話を切る際は「失礼致します」という挨拶も忘れないようにしましょう。
また、正しい敬語の使い方を知っておくことも大切です。敬語を正しく理解していないと、ふとした時に不自然な敬語を使ってしまうので、せっかく丁寧に話していたのが台無しになります。「○○って書いてありましたけど?」というような、敬語もどきの物言いは失礼にあたります。言葉の最後まで丁寧に話すことを意識しましょう。
電話をかける時に意識したいこと
まずは最初の応募電話で採用担当者に良い印象を与えられるように意識してください。
第一印象が良いとその後のやりとりもスムーズに進みます。面接に慣れていない高校生こそ、電話での印象は重要なポイントなのです。
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