アルバイトをしている人ならわかるかと思いますが、高校生のアルバイトが稼げる金額は、1か月で数万円が相場です。
週5日でいくら頑張って働いたとしても、部活やテスト勉強があることを考えると、最大月に10万円くらいが限界ではないでしょうか?
「でももっともっと稼ぎたい!」そんな高校生の方もきっといますよね。
今回は、大きく目標を立てて「高校生がアルバイトで月20万円稼ぐにはどうすれば良いのか?」に焦点を当てたいと思います。今よりたくさんお金を稼ぎたいと思っている高校生は、必見です!
高校生がバイトで20万円稼いだら何ができる?
高校生にとって、20万円は大金です。バイトで20万円稼げたら、高校生にはどんなことができるのでしょうか? 高校生ならではの使い道もあるかと思いますので、自分だったら何をしたいかも、ぜひ考えてみてくださいね。
親への感謝のプレゼント
初めてのお給料で、親にプレゼントを贈る高校生は意外と多いです。いつも迷惑をかけているのに、なかなか素直に感謝の気持ちを伝えられないのが高校生ですよね?
日頃お世話になっているお礼として、バイトで稼いだ自分のお金で親にプレゼントを贈ることは、お互いにとって素敵な思い出になるものです。親にとっては、この上ないプレゼントになるでしょう。
自分の趣味に費やす
高校生にもなると、いろんな趣味を持つようになります。インドアなものからアウトドアなことまで、たくさんのことを自分で楽しめるようになります。
お金がかかる趣味をあげれば、ブランド物のファッション・コスメ、楽器、ゲーム、バイク、パソコンなど、さまざまな物事があります。そういった趣味を楽しむためには、たくさんアルバイトしなくてはなりませんね。
高校の卒業旅行に!
高校3年生は、卒業旅行に行くのが定番です。どうせだったら、豪華な思い出にしたいところです。20万円あれば海外旅行も夢ではありませんし、国内旅行だったとしても十分贅沢ができます。
自動車教習代
18歳になると高校生でも免許を取ることができます。自動車教習代は、とりあえず親に出してもらう人もいますが、出来る限り自分のお金で教習所に通い、免許を取得したい高校生も多いのです。
どうでしたか?20万円稼いだらお小遣いの足しとて好きなことを楽しむのも良いですし、大きな額を設定して、将来の夢や目的のために思い切って貯金に回すのも、自立の一歩としてまた素敵ですよね。
高校生がバイトで働く上での注意点は?
たくさん稼ぐためには、たくさん働きたいところです。
しかし、高校生は法律で「年少者」と定められていて、「年少者」の働き方にはいくつかルールがあります。
まず、18歳未満は夜22時〜早朝5時の深夜タイムは働けません。18歳になっている高校生は22時以降も働くことができますが、会社の就業規則でそれを不可としているところもあります。
また、労働時間に関してですが、1日の労働時間は原則8時間と定められています。これは成人している一般の社会人と同じ決まりです。基本的に高校生は残業もできませんので、1日8時間以上の労働をすることはできません。週で見ると、労働時間は1週間で原則40時間という決まりもあります。
年収にも気をつけて!
そして、気をつけたいのが年収です。1年間の合計収入が103万円を超えると、所得税が発生します。これは、高校生だけの話ではなく、主婦のパートも同じです。103万を超えると、親や配偶者の扶養から外れてしまうのです。稼ぎすぎると税金が発生するのは、社会のルールなんですね。
バイトで月20万円稼ぐシミュレーション!
高校生にとって、月20万円稼ぐというのは夢のような話です。注意点を踏まえた上で高校生が月20万円稼ぐためには、どれくらい働けば良いのでしょうか。いまひとつピンとこない人も多いと思うので、シミュレーションしてみました。
通学しながら月20万稼ぐシミュレーション
「放課後4時間×週5日」+「休日8時間×週2日」で働いた場合。
この働き方は、高校生が頑張れるギリギリのフル稼働だと思います。このペースで月20万円稼ぐためには、時給1390円は欲しいところです。近年は、アルバイトの時給がどんどん上がってきているとはいえ、この時給にありつくのは簡単なことではありません。18歳になっている高校生が深夜アルバイトに励んだとしても、おそらく難しいでしょう。
このように見てみると、高校生が学校に通いながら月20万円稼ぐのは、ほぼ不可能なのが分かりましたね。だけど、諦めるのはまだ早いです!
学校に通いながら月20万稼ぐのは難しいですが、夏休みなどの長期休暇を利用すれば、決して夢物語ではありません。長期休みを暇でもてあましている高校生は、お小遣い稼ぎに励んでみてはいかがでしょうか?
長期休みに月20万稼ぐシミュレーション
長期休みに働いた場合の給料シミュレーションです。「1日8時間×週5日」×4週間働いたとしましょう。
月収20万円稼ぐには、時給1250円以上でなくては到達できません。高校生が、日中のアルバイトで時給1250円もらうのは簡単なことではありませんが、決して不可能ではありません。
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