カフェでのアルバイトは若い世代の人から性別問わずに人気の仕事です。
カフェと言ってもお店の数は膨大で、大手チェーンから個人店、最近はメイド喫茶や漫画喫茶などコーヒーや軽食以外にもサービスを提供している店舗もたくさんありますよね。
もちろん、それだけお店があれば人手も必要。高校生でも募集しているカフェはたくさんあります。
今回は、カフェで働いてみたいと考えている高校生に向けて、カフェでの仕事風景や求人など、カフェのアルバイトにまつわる情報をお伝えしたいと思います。
カフェバイトって具体的にどんなことをするの?
カフェの仕事は主に3つのセクションに分かれていることが多いです。ここではそれぞれのセクションを詳しく解説していこうと思います。
あこがれる若者多し! 「バリスタ」
カフェと言えばなに?と聞かれたら、「コーヒー」というワードが出てくる人が多いと思います。その他もろもろありますが、カフェのメニューの代名詞と言えばやはりコーヒーですよね。
エスプレッソマシンを使って作るコーヒーは、自宅で作るものやコンビニに売っているものとは香りやコクが全然違い、コーヒーの味がカフェの違いと言っても過言ではないと思います。
このコーヒーを作り出す人を「バリスタ」と呼びます。バリスタの腕前でカフェのお客様の数が変わる重要なこのポジションが、カフェの仕事の花形!
カフェで働きたいと思う多くの人がバリスタに興味があるのではないでしょうか?
高校生で、バイトの経験が無くてもできるのか……? と思いがちですが、実は可能です。
ただ、いきなりそのポジションは技術が無いので当然できません。ほかの仕事をやりつつ、暇な時間に教えてもらって少しずつ経験を増やしていけば、未経験スタートの高校生バリスタも夢ではないでしょう。
まるでコックさん!? 「キッチン」
次にどのカフェにも軽食やケーキのようなデザートといった、コーヒー+食事が付きものです。
つまり、その食事を作る人、「キッチン」の仕事があります。
ここはお店次第で大きく仕事内容が異なります。ある程度出来上がっているものを仕入れて、少しだけ人の手を使って加工するだけのものを扱っているところと、1からこだわって食事からデザートまですべて手作りの、まるでレストランのようなカフェなどさまざまあります。
食事メニューにとてもこだわっているカフェだと、キッチンの技術力が求められ、経験が無いと仕事を掴むことは難しいかもしれません。しかし、マニュアルを用意して初心者スタートでもできるようなシステムを整えているカフェもあるので、キッチンの仕事も得ることは可能です。
接客業といえばまずはここ! 「ホール」
飲食店に欠かせない仕事といえば「ホール」ですよね。
ホールの業務内容はお店によって順番は前後するものの、お客様を席に案内し、オーダーを取って、コーヒーや食事を運び、下げ物をして、お会計といったルーティーンが主となってきます。
おそらくカフェでアルバイトを始めるほとんどの人は、まずホールスタッフに就くこととなるでしょう。
理由としてはやることがそこまで難しくないことに加え、どのお店でも開店から閉店まで常にある程度の人員が必要となってくるからです。
規模が小さいお店だとホールと一緒にバリスタを任されたり、回転率の激しい店舗では下げ物はお客様にしてもらうシステムになっていることも多いです。この辺りは面接か実際に入ってみないと何とも言えないので難しいところです。
ここまでの内容がカフェでの仕事内容です。お店のこだわりによって中身が違うだけで、チェーン店にしても個人店にしても、仕事の内容はほぼ同じです。
個人店とチェーン店、どっちがワタシ向き?
同じカフェでありながら系統の違う両者。「どういうカフェで働きたいか」「どういう仕事がしたいか」という2点を意識してみるのがオススメです。
初心者でも始めやすいのがチェーン店
チェーン店の方がカフェのアルバイトができる可能性は高いです。店舗数が多いですし、1つ1つの店の規模も個人店より大きい傾向にあるので、それだけ人手が必要で、バイトの募集も多くかけているからです。アルバイトデビューOK!というお店もあるでしょう。
さらに、チェーン店での仕事の良さは、マニュアルや研修がしっかり用意されているところにあると思います。これによってカフェでの仕事が初めての人が来ても、同じクオリティーでお客様に提供出来るよう工夫されていることが多いです。
カフェでの仕事が出来るか不安、でもやってみたい!という高校生の方は、チェーン店の方がスタートしやすいかもしれません。
こだわりが詰まっているのが個人店
個人店はオーナーの方の趣味嗜好が強い傾向にあります。コーヒー豆から食事、お店の内装や流す音楽まで、すべてオーナーさんのセンスです。 チェーン店よりもこだわっている部分が多いので、チェーンのカフェは理想と違う、という人は個人店のカフェが合っているかもしれません。
しかし、個人店のカフェは、オーナーさんだけだったり、夫妻でやっていたりと、人件費をかけずに自分たちだけでやっているところも多いので、なかなか求人が少ない点がネックです。
自分がいかにそのカフェで働きたいか、その熱意を直接伝えれば働くチャンスをもらえるかもしれません。
個人店には常連さんがいたりするので、働いていて知り合いが増えたり、楽しい時間を過ごせたりしそうなのも個人店の大きな魅力です。
また、チェーン店に比べて服装や髪型など自由が利きやすいのも個人店で働く上でのポイントと言えます。
働いている姿をイメージしてみよう
上で述べた例を参考に、自分がどんなカフェで何をして働きたいのか具体的なイメージを持っておくと、自然とどちらが自分に合っているか分かってくるのではないでしょうか。
これが自分とぴったり合う! というカフェを見つけてしまったら、いてもたってもいられませんね。
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