月8万が限度額!?高校生がバイトで稼ぐ時の注意点!

月8万稼いだ場合の給料シミュレーション

月8万円を稼ぐのは首都圏では簡単な方ですが、そもそも地方では時給の水準が低いため稼ぐに稼げないケースがあります。高校生は時給が低く設定されていることも珍しくないので、思うように稼げないことも多いのです。

ここでは首都圏を例に月8万稼ぐシミュレーションと、課税対象になる月10万稼いだ時のシミュレーションをみていきましょう。

月8万稼ぎたい場合

都心部でのコンビニアルバイト
時給1000円×5時間×週4日=月8万

都心部のコンビニアルバイトは時給が高く、1000円程度の水準になることもあります。1日4000円から5000円を目安に、月何日稼ぐかを考えることが計算をわかりやすくするポイントです。

こうみると高校に通いながら月8万円稼ぐのは、結構大変であることがわかります。1日5時間働く場合などは学業と両立ができるかという問題もでてきますよね。

高校生は未成年のため労働時間や勤務時間帯に制限があり、夜10時から朝5時までの深夜勤務ができない点に気を付けましょう。自分の生活サイクルを考えながら調整する必要があります。

源泉徴収はかからないためそのままの金額を受け取れますが、雇用保険など制度面での負担が発生することもあるため、注意が必要です。

月10万稼いだ場合

月10万円を稼ぐと年収が120万円になり、収入に対して5%の税率がかかるようになります。たとえば月10万円稼いでも源泉徴収で5%は引かれてしまい、実際に受け取れるのは9万5千円になります。1年間で6万円も税金が引かれる計算になるため注意が必要です。

また、親の扶養から外れることで親の税金の負担も増すため、収入が多ければ多いほどさらに負担が増えることになります。扶養家族がいることで様々な手当てを受けられる企業も存在するため、さらに影響が広がる可能性もあります。

収入が増えて扶養から外れてしまいそうな場合は親に質問したり、相談したりすることも重要です。見た目上の収入は増えても税金などの負担が増し、実際は効率が悪くなるということもありえます。

稼ぎが増えると責任も増える!

高校生でアルバイトをする場合は月8万円を目途に稼ぎ過ぎないように気を配る必要があります。稼ぎすぎれば税金がかかるだけでなく、扶養の対処から外れるなど親の収入にも影響を与えます。

稼ぎが多ければ税金の支払いなどの社会的な責任も増えていきます。お年玉やお小遣い以外の臨時収入が一定額以上になった場合は確定申告が必要になるなど、やるべきことも増えるのです。

学校に通いながら実際に月8万円を稼ぐのはなかなか難しいのが現実ですが、収入が増えそうな場合はお金の問題についてよく考えることも必要でしょう。

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