高校に入学して、たくさんの出会いがあったかと思います。その中には、オシャレで魅力的な女の子の友達や、かっこいいクラスメイトの男子などもいるのではないでしょうか。
オシャレな同性や気になる異性ともっと仲良くなりたい時、手っ取り早い方法が「自分もオシャレになる」こと。大抵の仲良しグループというのは、似た者同士が集まるもの。自分が一目置かれるオシャレさんになれば、自然とオシャレでイケてる友人や恋人ができる可能性がアップします。
また高校生の段階ではオシャレのため、可愛く見せるためのものであるメイクは、大人になるにつれて様々な意味を伴ってきます。もちろん好きな部分に好きなようにメイクアップを楽しむのもいいですが、せっかくならもっと自分を綺麗に、魅力的に魅せる方法を知っておくと、周りの友人たちと差をつけることができちゃいます。
ということで今回はオシャレになる第一歩として、女子を魅力的にしてくれるメイクにまつわる特集です。高校生のうちに知っておくと便利なメイクアップの基礎知識やメイク道具の選び方はもちろん、制服でバレずに垢抜けるメイクアップ方法なども解説!
この記事を読めば、メイク初心者だったあなたもオシャレに大変身!違う自分に変わりたいアナタ、必見です。
今から学んでおきたいメイクの基礎知識 ベース篇
ここでは、高校生の今のうちにしっかり身に着けておきたい、メイクの基礎知識をご紹介します。
まずはメイクの一番最初、ベースメイクから。高校生で重要視する人が少ないですが、実はメイクを綺麗に保つために一番重要な部分なんです。
肌を綺麗に魅せるのはもちろん、質感や透明感、肌のトーンまでも左右するベースメイク。例えば好きなアーティストのライブなど、絶対にメイクを崩せない場面でも大活躍します。
メイクの工程において一番大事なベースメイク、基本的な工程は以下のような順番となります。
肌を整える
まず肌を清潔に整えるところから始めましょう。スキンケアはベースメイクの一番底の部分なので、丁寧にしっかりやっておきたいところ。洗顔で汚れを落とし、化粧水と乳液で保湿。お肌が乾燥するとテカリやメイク崩れに繋がるので、肌はしっかりと潤しておきましょう。
日焼け止めを使って日焼け防止
10代のうちの日焼け対策はとっても大切なので、特に夏場は必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。日焼け対策をすることで肌が明るくなるだけでなく、将来出るかもしれないシミやシワを防ぐ効果もあります。
また日焼け止めを選ぶポイントとして、【SPF】と【PA】 という2つの数値があります。何となく数字を見て選んでる人も多いかと思いますので、ここでしっかりそれぞれの数値の意味と役割を理解しておきましょう。
まず【SPF】とは、日焼けを引き起こす原因UV-Bを防ぐための数値です。数値が大きいほどUV-Bから、肌を守ってくれます。
そして【PA】とは、肌が黒くなる原因のUV-Aを防ぐための数値です。PA+というように+の数が多いほどUV-Aを防いでくれます。この観点から、SPFとPAを選んでください。
それぞれ数値が高ければいいというわけではなく、肌への負担にも繋がってくるため、TPOに合わせて数字の違うものを使い分けるのがオススメです。
化粧下地で肌の下地をつくる
スキンケアラインが一通り終わったら、続いては化粧下地を塗っていきます。実は化粧下地はとっても有能で、ファンデーションのノリを良くしてくれるだけでなく凹凸を均一にしてくれたり、崩れにくくしてくれたり……メイクをした肌を綺麗に保ってくれる役割を果たしているんです。
化粧下地はファンデーションとラインで展開されているものを使ってもいいですが、せっかくなら悩み別に選んであげると、より肌を綺麗に魅せることができます。
例えば普段からテカリが気になる人は皮脂崩れを防止してくれるもの、ニキビなど赤みが気になる人はグリーンやブルー系の色味のもの、乾燥が気になる人は保湿性が高くキラキラとパールの入ったものなどを選んであげると、肌の悩みをごまかしてくれ、より美しいメイクに仕上がるでしょう。
ファンデーションを薄くつける
ここでやっとベースメイクの一番上、ファンデーションに入ります。高校生のファンデーションは薄付きが基本。厚塗りするとメイク崩れの原因にもなるので、もし隠したい部分があるときはファンデーションをたっぷり塗るのではなく下地を工夫したりコンシーラーを使うようにしましょう。
ファンデーションの塗る順番は
頬や額→目のまわり→小鼻→口周り
と、広い面から細かい面に塗っていくと失敗が少ないでしょう。
特に小鼻や口周りはパフやスポンジに余ったのを塗るようにすると、崩れず付けすぎを防いでくれます。
今から学んでおきたいメイクの基礎知識 ポイント篇
すでに知っているという方も多いかと思いますが、ポイントメイクのメイクアイテムそれぞれの役割を知ることでメイクは格段に変わります。基本のメイクの順番で、それぞれを紹介していきます。
アイブロウ
眉の形を整えるために必要なアイテムです。眉毛はその人の顔の印象を左右する重要なパーツなので、なりたい雰囲気に合わせて色や形を変えるのがオススメ。
またペンシルタイプやパウダータイプなど種類も様々なので細眉か太眉か、毛量なども意識して選んであげると綺麗な眉毛を作ることができちゃいます。
アイシャドウ
目元に塗ることで、陰影を与え立体感を出してくれるアイテムです。特にブラウン系のアイシャドウパレットは、誰でも簡単にナチュラルな立体感のある目元を作れるので、1つ持っておくと便利でしょう。
またアイシャドウは基本どこのメーカーも様々な質感や豊富なカラーバリエーションを展開しているので、色々重ねて様々な印象の目元を作れる楽しさも味わえます。特にメイクにマンネリを感じている人は、いつもと違うタイプのアイシャドウを瞼に乗せてあげるだけでがらりと雰囲気を変えることができるので、ぜひ試してみてください。
アイライナー
目の形を縁取って、目力を強調できるアイテムです。アイラインの効果は絶大で、まつ毛の隙間を埋めるように引くだけで、一気に目元に存在感が生まれ、顔立ちが一気に引き締まります。
アイラインというと黒色が鉄板ですが、最近はふんわりと可愛らしいナチュラルな顔立ちが流行っていることもあり、ブラウン系の優しめカラーがメジャーな傾向に。他にもアクセントカラーとしてバーガンディやネイビーなどを目尻に入れるメイクもあり、目力を強調する以外にも活用できちゃいます。
マスカラ
まつげを長くするために必要なアイテムです。マスカラはデカ目効果を出すのにピッタリで、上下にササっと塗るだけで目元をパッチリ大きく見せることができちゃいます。
またビューラーとセットで使うとより目元にインパクトを与えることが可能。ビューラーでしっかり根元からまつ毛を持ち上げて、その上にマスカラをたっぷり塗れば、あっという間にお人形のようなクリクリ目元の完成。
ボリューム感のあるマスカラを塗れば派手で華やかな印象に、長さ重視のロングタイプなら洗練されたちょっぴり大人な印象に、横顔も綺麗に魅せることができるマスカラはメイクの必需品といえるでしょう。
チーク
頬に血色感をプラスしてしてくれる重要なアイテムです。血色感はもちろん頬骨を強調してくれることで顔に凹凸感をもたらしてくれ、メリハリのある印象にもしてくれます。
頬骨の一番高いところに薄くが基本的なチークの入れ方ですが、目の下に細く平行に色を乗せれば可愛いらしい印象になったり、同じ色でも入れる位置を変えるだけで違ったイメージを作ることが可能です。すっぴん肌にポンポンと乗せるだけで一気に生き生きとした印象になるため、高校生の普段メイクに取り入れやすいのもポイント。
口紅
唇に血色感とうるおいを与えてくれ、ポイントメイクの中でも特にメジャーなアイテムです。口紅といえばしっかり色の付くリップスティックタイプがまず思い浮かびますが、高校生の普段メイクにピッタリなのは透き通った印象とふっくらとした質感を与えてくれるバーム系やグロス系がオススメ。
最近はティントタイプも流行っており、唇の内側にポンポンと乗せて指でぼかすだけでスッピンでも馴染むリップメイクができちゃいます。口紅は普段使いには薄めの色、休日使いには写真負けしないパキッとした色などいくつか種類を持っておくと安心です。
これらの情報は既に知っている方も多いかもしれませんが、それぞれのメイクアップアイテムが持つ役割とそれがどうして重要なのかを理解しておくことで、よりきれいにメイクができるようになりますよ。是非、勉強してみてくださいね。