今話題のeスポーツに迫る① プロゲーマ―・コサク選手インタビュー

ストV以外のゲームってするの?プロゲーマ―の私生活に迫る!

“eスポーツ”のプロゲーマーは日本にまだ少なく、謎な部分も多いのではないのかと思います。そこで、コサク選手の普段の生活について、教えてください!
アオハル

コサクコサク選手
自分は、ゲームをしているか、寝ているか、バイトをしているかですね(笑)。バイトをしている時以外は、ほぼゲームのことを考えています。今はバイトをしながら生計を立てていますが、いつかはゲーム1本で生きていくのが、目標ですね。

優勝経験のあるコサク選手が、普通にバイトをしているところに遭遇したら、びっくりしそうです。声を掛けられたりすることは、ありませんか?
アオハル

コサク
コサクコサク選手
無いです!ゲームと関係無いところで、声を掛けられることは100%ありえません!(笑)

</バイト中以外の普段の生活は、ゲームをしているとのことでしたが、専門のストV以外のゲームでもよく遊んでいますか?格闘ゲーム以外に、好きなジャンルなどはありますか?
アオハル

コサクコサク選手
自分は昔からゲームが大好きなので、面白そうなゲームがあればとりあえず買ってプレイしていますね。RPGでも、アクションでもやりますよ。あとは、LOLも好きなので自分でやったり、観戦したりもしています。自分が専門としている格闘ゲームの休憩に、別のゲームを楽しんでいる感じですね。

休憩でも、ゲームをしているとは……さすがです。
アオハル

コサクコサク選手
でも、あんまり楽しみすぎると、(ストVに)帰ってこられなくなっちゃいそうな時もあるので、練習の妨げにならないようには気をつけています(笑)。

高校時代からゲーム漬け!? いつからプロゲーマ―を目指していたの?

高校生の頃のコサク選手は、どんな学生だったのでしょうか?
アオハル

コサク
コサクコサク選手
中学までは野球部に入っていましたが、高校では部活に入っていなくて。そうすると、休みの日が本当にヒマで。友達もみんな部活に入っちゃったし、土日やることがなくて、それで格闘ゲームをやり始めました。

他のゲームではなく、格闘ゲームにハマった理由は何かあるのでしょうか?
アオハル

コサクコサク選手
とにかくヒマだったので、RPGのように終わりがなく、長く遊べるゲームがしたくて。それで格闘ゲームが好きになって、飽きずに高校3年間ずっとやっていました。

その頃からもうプロゲーマーを目指していたのでしょうか?
アオハル

コサクコサク選手
プロを目指したのは、最近です。高校を出て大学に入った後も、ゲームは好きで続けていて。そうこうしているうちに、“eスポーツ”が取り上げられることも多くなってきて……。それで去年の初めくらいに、本気でやってみようと思い、プロチームに入りました。ゲームをずっとやっていて、たまたまゲームのプロへの道が開かれたタイミングだったのは幸運でしたね。

プロゲーマーの養成学校のイメージは?

最近では、プロゲーマーになるための養成学校もありますが、養成学校に対してどのようなイメージを持っていますか?
アオハル

コサクコサク選手
今はプロゲーマーになる方法がたくさんあって、自分のように応募する人や、強いアマチュアがスカウトに声をかけられることもあるかと。これから、専門学校も選択肢の一つになればいいなと。みんなで集まって次はあのチームと戦おうとか、ひとりで戦う格闘ゲームでも、次はアイツを倒せるように頑張ろうとか。モチベーションを上げてゲームに取り組める環境なら、すごく良いなって思いますね。

やっぱり、ゲームは” 楽しむ”ことが一番大事!

コサク
モチベーションの維持という話も出ましたが、コサク選手も仲間とゲームをされたりもしていたのでしょうか?
アオハル

コサクコサク選手
高校の頃は、本当に周りにゲームをやっている人がいなくて、ずっとひとりでやっていて……。大学生になった時に、ちょっと勇気を出してSNSで仲間を集めて大会に出たんです。そしたら、めちゃめちゃ楽しくて!! 孤独の寂しさと、友達とゲームをする楽しさの両方を知っているからこそ、レベルの近い仲間とゲームをすることを薦めたいですね。モチベーションも上がるし、上達にも繋がると思います。何より楽しいので。

やっぱり楽しむというのが、大きい原動力なんですね。
アオハル

コサクコサク選手
そこは、やっぱりゲームなので!楽しむことが一番です。あと、もうひとつ楽しみなのが、次の世代の活躍ですね。自分よりも上の”eスポーツ”が競技になる前からゲームをしていて、プロゲーマーになった世代、そして自分のようにちょうど”eスポーツ”が始まった世代、そして次にはきっと、プロゲーマーになるためにゲームを始める世代が出てくるんじゃないかと。

上の世代の方々と戦いつつも、次の世代に目を向けられているんですね。
アオハル

コサク
コサクコサク選手
自分も本当にまだまだこれからなので、これからもっと上に上がって、次の世代を待っていたいですね。イメージだと……こんな感じですかね?(笑いながら、次の世代を待つように腕を組むポーズ)。そのためにも頑張っていこうと思います!

かっこいいですね。 これからの活躍をお祈りしています。  今日はお忙しいなか、インタビューにお答えくださり、ありがとうございました!
アオハル

お会いするまでプロのゲーマーについて、どこか遠い存在なのでは……?と感じていましたが、気さくに、飾らず自分のことを真っ直ぐお話しするコサク選手と話しているうちに、自然と応援したいという気持ちが湧いてきました。 お話の途中にもありましたが、ただゲームが上手い人ではなく、ファンを呼ぶ力のある人こそがプロのゲーマーといえるのかもしれません。コサク選手をはじめ、これからの“eスポーツ”を支える若い選手の今後にも注目です!

(文・Sally.)

AkiahabaraEncountとは

AkiahabaraEncountは、”秋葉原”を拠点とするプロeスポーツチームです。 秋葉原とサブカルチャーを愛し、愛される日本ならではのチームを目指しています。 また、まだeスポーツを知らない多くの方へeスポーツの価値を伝えるための活動に取り組んでおります。

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