eスポーツの部活はあるの?高校の部や活動内容を調査!

全日制の高校

授業中 生徒

平日の5日間、朝から夕方まで通う全日制は割合だけで見れば最も校数が多い通学制度です。しかし、eスポーツ部の普及度合いでは遅れているのが現状です。

普及が遅れている原因については様々な声がありますが、最も多い意見は「学校の風紀が乱れる」というものです。全日制の学校は他の通学制度に比べて、学生が協調性や規則を学ぶことを重視しています。娯楽のためのゲームを学校が容認することは、風紀の維持から容認しにくいのです。

もし「普通の生徒はゲーム持ち込みNGで、eスポーツ部員は持ち込みOK」という風に決めたとしたら、「ゲームで遊びたい」という理由だけでeスポーツ部に入る学生が非常に増える可能性があります。ゲームを真剣に取り組むスポーツとして捉え直し、部活のためならOKという考え方が広まるかどうかが今後の課題でしょう。

全日制は学校に集まれるのがメリット

全日制は通信制・定時制に比べてeスポーツ部の数は少ないものの、活躍している高校の成績は目覚ましいものがあります。

佐賀県の県立鹿島高校は「OLPixと愉快な仲間たち」というチーム名でeスポーツ選手権の『ロケットリーグ』部門に出場。強豪との勝負を勝ち抜き、初代王者になりました。大会後のインタビューでは「勝敗の決め手はチームワーク」と語っているあたり、仲間との絆の強さが伺えますね。

岡山県の岡山共生高校はeスポーツ部があるだけでなく、学科内にeスポーツ専攻を設けている学校です。岡山共生高校は第1回eスポーツ選手権のリーグオブレジェンド部門で準優勝!部の設立は2018年ですが、同好会として数年活動してきた下地の強さを見せてくれました。

実際に活躍している学校があることからも分かる通り、全日制でもeスポーツ部を設立するメリットがあるのが分かりますね。eスポーツのゲームのほとんどはインターネットを使えばどこでもプレイすることができます。しかし、チームとしての連携力を高めるのであれば、仲間と直接コミュニケーションをとる方がメッセージよりも何倍も効果があるでしょう。

勝つために一緒に攻略方法を考えて、勝った時は一緒に笑って……そんなリア充になれるが全日制高校のいいところですね。

新しくeスポーツ部を作るには?

申込書

現時点でeスポーツ部がない……そんな場合は自分たちでeスポーツ部を作る方法を考えてしまうのも手です。

eスポーツを部活にする方法としては、「最初からeスポーツ部を立ち上げる」か「他の部活(文化部)の中に「eスポーツ班」を設立する」のどちらかになります。eスポーツ部を立ち上げるとなると、部員集めや設備の用意などやることが多く、かなり積極的に行動が必要です。

部の形式にこだわらずに部活でeスポーツに取り組みたいのであれば、既存の部活の中にeスポーツをできるチームを作るのがおすすめですね。実際、松本工業高校は電子工学部内にeスポーツ班を、成立高校はマルチメディア部にeスポーツ班を作りゲーム環境を整えています。

パソコン部、工芸部といった部活であればゲーム初心者も部活に入れやすくなるというメリット付きです。最初は「班作り」から始めるとスタートダッシュを早くできるでしょう。

eスポーツ部設立支援プログラムもある

本格的にeスポーツ部を設立したい!という方におすすめしたいのが、「eスポーツ部発足支援プログラム」です。このプログラムはゲーム機器のメーカーが主催する企画で、プログラム申し込み校には無償でゲーミングPCをレンタルしてくれたりします。本来ならレンタル代で80万円以上かかるPCが、この企画を利用すればタダになるというのだから驚きですね!

昨年度は78校の高校が支援プログラムの助けを借りてeスポーツ部の設立に踏み切りました。先ほど紹介した城北つばさ高校や東京実業高校もプログラム申し込み校です。支援プログラムはこれからも続けていくようなので、部の予算で悩んでいる方は、eスポーツ部発足支援プログラムについて調べてみましょう。

eスポーツの部活は面白い!ゲームも立派なスポーツ!

eスポーツの部活では、学生同士で切磋琢磨してプレイスキルを磨いています。

ゲームの世界は実力主義の世界なので、活躍すれば高校生でプロチームに入るのも夢ではありません。

教育業界ではゲームを部活にすることについて意見が分かれていますが、世の中の流れは確実にeスポーツの追い風となっています。

通っている学校にeスポーツの部活がない場合も、あなたが働きかけてeスポーツ部を設立してもいいかもしれませんね!

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