劇場版『鬼滅の刃』を100倍楽しむための基礎知識！鬼って何？映画の見どころは？

歴史的な大ヒットとなった週刊少年ジャンプ連載のマンガ『鬼滅の刃』。
ジャンプが発売される月曜日には「#鬼滅本誌」がTwitterでトレンド入りするなど、アニメ放送終了後も高い人気を誇っています。

さて、そんな大人気マンガ『鬼滅の刃』ですが、

2020年にめでたく映画化されるのをご存じでしょうか。

映画で描かれるのは「無限列車編」と呼ばれるシリーズの部分。
今回の記事では、そんな劇場版『鬼滅の刃』を観る前に知っておきたいポイントや基本情報をご紹介します。
アニメ未見、原作最新話まで追いついていないという人でも映画を楽しめるような、鬼滅の刃情報をさっそく見ていきましょう！

ファン歓喜！屈指の人気章「無限列車編」が映画化

2020年、待望の映画化となった鬼滅の刃。
すでに予告動画は解禁されており、こちらは映画を観に行きたい人は必見です。

今回、映画化されるのは単行本でいうところの7,8巻にあたる部分。
鬼殺隊として数々の任務をこなしてきた主人公・竈門炭治郎（かまどたんじろう）や妹の禰豆子（ねずこ）、同期の我妻善逸（あがつまぜんいつ）、嘴平伊之助（はしびらいのすけ）たちの新たな任務が描かれます。

現在、映画の公開は決定しているものの、具体的な日時は決まっておらず、「2020年公開」という情報だけが確定しています。
まだ原作を読めていない、アニメを観ていない！という人は今からでも十分間に合いますので、ぜひ単行本・アニメをチェックしてみてください。

大人気キャラクター「煉獄杏寿郎（れんごくきょうじゅろう）」の活躍が見どころ！

今回の映画では、鬼殺隊最高位の剣士の一人、炎柱（えんばしら）・煉獄杏寿郎という人物が重要なキーパーソンとなっています。

アニメでは名前とほんの少しのシーンしか登場しませんでしたが、「無限列車編」では炭治郎や禰豆子、善逸、伊之助とともに煉獄さんが活躍すること間違いナシ。
アニメ派の人は「何だこの声の大きい元気な人は？」という印象だと思いますが、ぜひ煉獄さんの活躍を楽しみにしておいてくださいね。

原作派は、「あんなシーンやこんなシーンも映画館で観られるの!?」と興奮を抑えきれないことと思いますが、全国の鬼滅の刃ファンは皆同じ気持ちですので安心してください。
果たして煉獄さんの活躍がどのような映像で観られるのか、公開日時が決定するのを待ちましょう。

もちろん煉獄さんだけでなく、炭治郎や善逸、伊之助、禰豆子といった主要メンバー（通称かまぼこ隊）の活躍も期待されています。
鬼滅の刃ファンにとってはいつ公開が決まるのかとソワソワする日々が続きますが、続報を待ちましょう！

ここだけ押さえておけばOK！鬼滅の刃基礎知識

さて、ここまで映画の基本情報をお伝えしてきました。
この項目では、まだ単行本を読んでいない、アニメを見ていないけど映画を観ようと思っている人に向けて、『鬼滅の刃』の基礎知識をご紹介していきます。

アニメや原作を知ってるんだけど細かいことは忘れちゃったな、という人や、友達や恋人に誘われたから映画を観にいく予定だけど鬼滅の刃を知らない！という人でも分かりやすく解説していきますので、ぜひ記事を最後まで読んでみてくださいね。

「鬼」って何？

そもそも物語の根幹である「鬼」とは何なのでしょうか。
鬼は、人間を主食とする化け物です。手足や首を切り落としてもすぐに再生する驚異的な回復力を持ち、日輪刀（にちりんとう）という特殊な刀で首を切り落とすか、日光に当たらない限り死ぬことはありません。

また、鬼の能力は食べた人間の数に比例して上がります。つまり、より人間を食べた鬼が強く、中には血鬼術（けっきじゅつ）という特殊能力に目覚める者も。
より強くなった鬼は鬼舞辻無惨に認められることで「十二鬼月（じゅうにきづき）」といういわゆる精鋭部隊に入ることができます。

鬼を狩る「鬼殺隊」

鬼は、鬼の始祖である鬼舞辻無惨（きぶつじむざん）を倒さない限り増え続けます。
では、人間はただ鬼に怯えて暮らさなければいけないのでしょうか。

実は鬼滅の刃の世界には「鬼殺隊」という組織があり、通称「鬼狩り」と呼ばれています。
鬼殺隊員は夜な夜な鬼を狩り、鬼によって人々が生活を脅かされることのないよう戦っています。

「日輪刀」という特殊な刀と「全集中の呼吸」という特殊な呼吸法を用いるのが鬼殺隊の特徴。
また、鬼殺隊に入るには命を賭けた「最終選別」という試験に合格せねばならず、入隊は非常に狭き門となっています。

「全集中の呼吸」とは

鬼殺隊隊士が用いる「全集中の呼吸」は、人間が鬼と渡り合えるほどの能力を引き出すための呼吸法で、体得するには数年以上の修行が必要です。

また、全集中の呼吸と様々な流派の剣技を合わせることで、鬼の首を切ることができるようになります。
例えば、主人公の炭治郎は「水の呼吸」という呼吸を使い、十ある剣の型を組み合わせて戦います。（全集中・水の呼吸壱ノ型水面斬りなど）

全集中の呼吸には基本の5つの属性があり、その他の属性はすべて基本の5つから派生したもの。
基本は水や風、炎といったものですが、派生した呼吸には「花の呼吸」「霞の呼吸」「蟲の呼吸」「恋の呼吸」などがあります。いずれも呼吸を使う人の戦闘スタイルにあった流派となっています。

「かまぼこ隊」とも呼ばれる主要キャラ

主人公の竈門炭治郎、妹の禰豆子、同期の我妻善逸、嘴平伊之助の4人は物語における主要メンバーであり、ファンからは「かまぼこ隊」とも呼ばれています。
「かまぼこ隊」の呼び名は、伊之助が炭治郎の名前を「かまぼこごんぱちろう」と呼び間違えたことに由来しているのだとか。

「かまぼこ隊」の映画での活躍は？

さて、そんなかまぼこ隊のメンバーですが、映画での活躍が最も期待されますね。

代々受け継いできた「ヒノカミ神楽」が剣技の型であるということに気づいた炭治郎は、今後型を使いこなすことができるようになるのでしょうか。
また、ついに人を食べずに鬼の特殊能力である「血鬼術」に目覚めた禰豆子の活躍も見逃せません。

6つある「雷の呼吸」の型のうち、1つの型しか使えない剣士・善逸は、無限列車編で他の技を繰り出すのか……？それともさらに磨き上げられた唯一の型・霹靂一閃（へきれきいっせん）を観ることができるのか……。
我流で体得したという「獣（けだもの）の呼吸」を使う剣士・伊之助はまだアニメでは明かされていない技を見せてくれるのでしょうか。

日常のほのぼのとしたシーンでは微笑ましいやり取りの多いかまぼこ隊ですが、全員戦闘シーンのカッコ良さは尋常ではありません。
映画でもかまぼこ隊のやり取りや戦闘シーンが楽しみですね！