プログラミングを始めたばかりの高校生が頭を悩ませるのは、「エラーの連続」や「モチベーションの低下」といった挫折のタネ。
独自のアプリやゲームを開発しようと参考本を片手にパソコンの前に座ったは良いものの、まったく進まず心が折れそうになっているのは、あなただけではありません!
さて、そこで今回ご紹介するのは、プログラミングを学ぶ上でよくある挫折ポイントとその対処法です。
せっかく勇気を持ってプログラミングを始めたのですから、何としてもやり抜きたいですよね。
高校生プログラマーを悩ませる挫折ポイントとその対処法を、さっそく見て行きましょう!
挫折の原因① 何からやれば良いのかわからない
いざプログラミングを始めてみても、「何から手をつければ良いのかわからない」という壁にぶち当たります。
思っていた以上に覚えることが多かった、そもそもプログラミングのことをきちんと理解していなかった……という風に、学習を始めてからわかる挫折ポイントがあるんです。
それでは、「何から手をつければ良いかわからない」という高校生に、対処法をご紹介します。
「なぜやるか」をきちんと決める
まず、何から始めて良いかわからない人は「なぜプログラミングを学ぶのか」というスタート地点があいまいな場合が多いです。
なぜプログラミングを学びたいのか……。
たとえば「勉強を手助けするアプリを開発したい」「暇つぶしにちょうど良いシューティングゲームを作りたい」「ユニークな会話ができるAIを開発したい」などなど、「なぜやるか」の部分をハッキリさせましょう。
なぜやるか、が決まったら次は「どうやるか」を決める
なぜプログラミングを学ぶのか、が決まれば次に決めることは、学ぶ言語です。
ご存じの人も多いと思いますが、プログラミングでは複数の言語(コンピュータに指示を出す機械語)があり、英語やドイツ語、中国語がそれぞれ違うように各言語もまったく違います。
言語によってWebサービス開発に特化したもの、アプリ開発に特化したもの、AI開発に特化したものと特徴はさまざま。
「なぜやるか」が決まれば、次は「どうやってやるか(言語)」を決めましょう。
言語が決まればその言語に合った参考書や動画を見ながら、プログラミングを始めてみましょう。
この段階で、「何をやれば良いのかわからない」という状況は脱することができましたね。
挫折の原因② 入門書や教材が難しい
やりたいことや言語は決まっていて、入門書や教材は準備している、という人もいるでしょう。
しかしそこでも、「教材が難しくて先に進めない」という難問にぶち当たります。
それでは、どのように対処すれば良いのでしょうか。
動画、本、スクール…… 学び方は人それぞれ
プログラミング教育が注目され、さまざまな教材が揃う現代。
動画や本、教室やオンラインスクールなど、プログラミングを学ぶ方法はたくさんあります。
そのなかで、たった一つの教材を参考にし、わからないところでつまずいてウンウンと唸っていてはいけません。
自分が学びやすい教材というのは、十人十色。
本を読んでじっくり進めたい人もいれば、手取り足取り先生に教えてもらいたい人もいます。
自分にどんな教材が合うのかわからないうちは、とにかくいろんな教材や学習法を試すことで「わからないからやめた!」ということがなくなります。
挫折しない人は組み合わせて学ぶ
いろいろな教材を試してみるべき、ということは上の項目でご紹介しましたね。
本を読んでわからないなら動画を、動画を見てわからないのなら知り合いに聞く、知り合いがいないのならプログラミング教室の体験レッスンへ行って聞く……という風に、一つの教材にしがみつくのではなくいろんな方法でトライしてみることが大切です。
質問サイトや知り合いなど、使えるものはすべて駆使して学ぶことこそ、挫折しない学習法なのです。
モチベが続かない!
対処法は次ページでご紹介します
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