高校生にとってノートやルーズリーフは、授業を受けたり、勉強をする上で必須アイテムです。
中学生の頃はルーズリーフが禁止されている学校もありますが、高校生になるとほとんどの場合好きな方を選ぶことができます。そのため、高校生になるタイミングでルーズリーフを使い始める人も少なくありません。
しかし、高校に入って勉強の内容ややり方が大きく変わり、どちらを使えばいいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、ノートとルーズリーフのどちらを使うべきか悩んでいる人向けに、おすすめのルーズリーフや選び方のポイントをご紹介します。
ルーズリーフを使うメリットとは?
ルーズリーフの最大の特徴は取り外しができることです。
高校生になると、科目数は中学校の頃よりずっと多くなります。「国語」といっても現代文、古文、漢文などに細かく分かれます。そんな高校の授業で、どのようにルーズリーフの取り外すことができるという特徴が生かされるのでしょうか。
ノートとは何が違うのか、ルーズリーフを使うメリットを見ていきましょう。
複数の科目を1冊にまとめることができる
高校生になると中学生の時に比べて科目数が増え、1日に6科目の授業がある場合もあります。6科目分のノートを持ち運ぶとなると荷物がかさばるため、通学の負担になることも。
しかし、ルーズリーフであれば1つのバインダーに複数の科目をまとめることができます。学校ではバインダーに挟んだりクリアファイルにまとめておき、自宅に帰ってから科目ごとに整理するなど工夫するのもいいでしょう。
帰ってからルーズリーフをまとめることで授業の復習にもなりますね。
自由に差し替えることができる
授業や勉強に必要なページのみを取り外したり、訂正があった場合の差し替えも簡単にできるため、必要に応じた使い方ができるでしょう。必要なページのみをバインダーやクリアファイルに挟むことも可能です。
お好みのルーズリーフやインデックスを挟んで、自由にカスタマイズすることもできます。
また、ノートのように中途半端に使い終わることもなく、きれいに整理することができます。
プリントを挟んで一緒に管理できる
高校生になると資料を使っての学習も増えますよね。
ノートの場合、資料は別での保管になるか、ノートに切って貼るという作業が必要になりますが、ルーズリーフの場合は、プリントにパンチで穴を開けるだけでバインダーに挟むことができます。
そうすることで必要な資料を1つのバインダーで整理することができ、見やすくなりますね。
こんなデメリットにご注意を!
便利なルーズリーフですが、一方でデメリットもあります。
ページの取り外しができる分、せっかく書いたものをなくしてしまうことがあります。
整理整頓が苦手な人や、ものをよくなくす人は注意が必要です。
さらに、1つのバインダーにあれもこれもと挟んでしまうと、かえってかさばってしまうことも。
学期ごとや教科ごとに整理し、いらないページは家で保管するなど、工夫が必要です。
ルーズリーフもさまざまな種類が!
ルーズリーフは「コクヨ」や「マルマン」など有名な会社だけでなく、100均やコンビニなど色んな場所で発売されており、さまざまな種類があります。そのため、どれを購入したらいいのか悩む人もいるのではないでしょうか。
どこでも購入でき、種類が豊富だからこそ、どれが自分に最適なのかわかりづらいですよね。
そこで、ここではルーズリーフの種類や選び方についてご紹介したいと思います。
サイズから選ぶ
大きく書いたり、資料を貼るならA4がオススメ
まずは、サイズから選びましょう。一般的に、ビジネスの資料やプリントなどで多く使用されているのはA4サイズです。
ページを広々と使うことができるため、書きやすいのが特徴です。
アメリカなど海外ではA4サイズが主流で、国ごとによって授業で使う紙の大きさが違うのは面白いですよね!留学などを視野に入れている人は、A4サイズで授業を受けてみると、留学気分が味わえるかも!?
また、科目によってはまれにA4サイズを学校から指定されることもあります。
種類が豊富でスタンダードなサイズのB5
一番スタンダードなのはB5サイズです。
中学・高校で使用されているのはB5サイズが多いため、選ぶのに困ったらB5サイズを選ぶといいでしょう。
B5サイズは最も一般的なサイズなので、種類も豊富です。バインダーの種類が多いのはもちろんのこと、紙質、罫線、紙の色などもたくさん種類があります。
通学中の勉強にも!コンパクトなA6サイズ
小さなサイズで携帯するのに便利なのはA6サイズです。
同じサイズのバインダーに挟んでメモ帳としても使うことができ、持ち運びにも最適です。
特に電車やバスの中でも広げて邪魔にならないサイズなので、朝の通学中に勉強したい人にぴったりなサイズ。
罫線の種類から選ぶ
サイズが決まれば次は罫線を選びます。
普段、罫線にまでこだわってノートやルーズリーフを選ぶ人は少ないかもしれません。
しかし、実は字の大きさや性格、科目によって罫線の向き不向きがあるんです!
それでは、罫線の種類を見ていきましょう。
一般的なのは横罫
最もスタンダードな罫線は横罫です。
線に沿って文字を書くことができるため、板書をするのにも便利となっています。
黒板を見たままルーズリーフに板書出来るため、使いやすいですね。
普通の授業に使うルーズリーフであれば、横罫でまず間違いありません。
自由度の高い無地
また、無地のルーズリーフもあります。
無地であれば簡単な絵や図を描いたりなど自由に用紙を使うことができます。書く自由度が高いため、計算問題に向いています。教科書や資料をコピーして貼り付ければ、自分だけの資料集のように使うこともできますね。
特化型のルーズリーフ
そのほかにも、音楽の授業で使用できる五線譜、図形を描きやすいドットなど、ある教科に特化したルーズリーフもあります。教科によっては横罫のものより使いやすいため、勉強の効率が上がりますよ!
これらのルーズリーフは横罫や無地のように一般的ではありませんが、音楽や数学が苦手、または受験科目として必要な人は、こういった五線譜やドットを使うことで理解が深まるかもしれませんね。
その他にも、ルーズリーフに色がついてカラーバリエーション豊富で教科ごとに使い分けできるものなど、さまざまな商品があります。
- 1
- 2