ゲームの制作にファッションの知識が必要?
ここからは仕事内容について詳しく聞いていきたいと思います。まず普段どういった仕事をしているのか詳しくお伺いしてもいいですか?
グラフィックデザイナー・Yさん
私が今やっているのは女の子のアバターの着せ替えゲームの衣装を描いてます。基本首から下、首から下の服をデザインする仕事です。他にもガチャのロゴを作ったり、毎月イベントがあるんですけどそのページをUIで組み立てて、イベントの雰囲気づくりをしたりしています。
洋服のデザインということですが、イメージは基本上から指示されたものを描いているんですか?
グラフィックデザイナー・Yさん
基本プランナーさんがいて、発注書を作るんですけど、その時に結構細かく指示があって。例えば「腰から上はこういうイメージ」「ポーズはこういうイメージ」「首から下はこういうイメージ」みたいな。あと雰囲気はこういう感じ、だったりとか全部指定されていて、発注書に既存のイラストがイメージとして貼ってあるんですよ。それを元に自分でデザインして描いていますね。
聞いているとファッションの知識が必要そうな感じがしますね。
グラフィックデザイナー・Yさん
結構必要ですね。発注書に参考の画像は貼ってあるんですけど、二次元のデザインの知識があまりないと発注書に引っ張られちゃって、出来上がったものがパクリみたいな。「あれー?」って。社内でも「あれ?」って思っているから、おそらくユーザーから見ても「あれ?」ってなるんですよね。なのでデザインの知識は豊富に必要で、私も普段から資料集めをすごくやっています。
例えば千枚二千枚くらいの画像をジャンル分けしてファイリングして、「こういうデザインがかわいい」「こういうデザインを組み合わせると良い」みたいな知識を頭に入れて描くようにしていますね。
例えば千枚二千枚くらいの画像をジャンル分けしてファイリングして、「こういうデザインがかわいい」「こういうデザインを組み合わせると良い」みたいな知識を頭に入れて描くようにしていますね。
発注書をもとに自分の中でデザインを組み立てる必要があるんですね。
グラフィックデザイナー・Yさん
そうですね。けっこう色々な資料を集めておくとキレイに見えるバランスが分かってくるんですよ。それも大事なので。
じゃあ引き出しは本当にたくさん持っておいた方がいいですね。
グラフィックデザイナー・Yさん
仕事なので、不得意があると結構足を引っ張っちゃうことがあるんですよね。なのでそこを補えるように普段からデザインの引き出しは必要です。
デザイナーの仕事のやりがいはどういうところですか?
グラフィックデザイナー・Yさん
今までは身の回りの人たちだけの反応しかもらえなかったんですけど、仕事として、自分が描いたものが世の中に出ると色々な人が反応してくれるんですよね。良いことも悪いことも。その良い反応を見ると「描いててよかったな」って思います。「かわいいよね!分かる!」みたいな(笑)、「頑張ったんだよ!」って(笑)。
結構普段から反応は見ているんですか?
グラフィックデザイナー・Yさん
見ますね。モチベーションにしたいので。
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絵を描くのは好き。それでも行き詰った時、どう乗り越える?
仕事で大変なところはどういうところでしょうか?
グラフィックデザイナー・Yさん
さっき「不得意なところはあったら良くない」、みたいなことを言ったかと思うんですけれど、やっぱり苦手なところはあって……そういう時にデザインで時間がかかってしまって……一回迷走すると穴から出れないんですよ。例えば私は鎧が付いていたりかっちりゴテゴテな衣装が苦手なんですけれど、描いてるときに「これでいいのか?」みたいな。ずっと迷走しちゃって。
衣装ひとつにも「この期間で仕上げなきゃいけない」みたいな工数があるんですよ。なので工数がずっと頭の隅に「締め切り近いよ、大丈夫?」みたいな。そこはやってて大変な時ですね。楽しいけど大変です。
衣装ひとつにも「この期間で仕上げなきゃいけない」みたいな工数があるんですよ。なので工数がずっと頭の隅に「締め切り近いよ、大丈夫?」みたいな。そこはやってて大変な時ですね。楽しいけど大変です。
迷走した時にどうやって乗り越えるんでしょうか?
グラフィックデザイナー・Yさん
一旦できるところまでやって、それぞれのチームに作画を監修しているアートディレクターがいるんですけど、その人にとりあえず出しちゃいます。で意見を貰います。迷走しちゃうともう自分の目じゃ客観的に見れなくなっちゃっているので、何をどう直したらいいのかが分からないんですよ。なので他の人にいったん渡して、相談しつつ、良いところまで持っていくようにしていますね。
デザイナーの仕事の魅力はなんですか?
グラフィックデザイナー・Yさん
好きなことを仕事にできているのが一番かなと思います。絵を描くことが好きなので、毎日会社に来て、絵をかいて、帰って、寝るみたいな。それがいいなって思いますね。
じゃあ絵を好きな人にとっては天職みたいな感じですね。
グラフィックデザイナー・Yさん
そうですね、人にもよるとは思うんですが、絵を描いて色んな人に見てもらえるのもいいなって思いますね。色んな反応を貰えますし。あと社内だけになっちゃうんですけど、周りにもたくさん絵を描ける人がいらっしゃるので刺激にもなるし、色々な人に囲まれているから純粋に楽しいですね。
デザイナーには絵を描くだけじゃなく、コミュニケーションも大切?
デザイナーに向いている人、向いていない人を教えてください。
グラフィックデザイナー・Yさん
コミュニケーションが取れる人、ちゃんと人の意見をくみ取れる人ですね。
コミュニケーション能力は結構大事ですか?
グラフィックデザイナー・Yさん
大事ですね。例えばさっきみたいに「ワー!描けない!」って迷走したときに、相談するのにどうしてもやり取りが発生したり、発注書でよく分からないところがあったらプランナーさんのところまで行って相談する必要があって。デザイナーって絵を描くだけじゃなく、色んな人とコミュニケーションをとる必要があるんですよ。なので話しかけても反応できない人は仕事にならないので、コミュニケーションは大事ですね。
なるほど、コミュニケーションを取りたくない人は仕事としてイラストレーターは厳しい、ということでしょうか?
グラフィックデザイナー・Yさん
難しいですね。タイプにもよると思うんですけど、例えばすごく絵が描ける人だったら大丈夫かも……でも最低限は取れないと難しいですね。
高校生のうちに「これやっておいた方がよかったな」と思うことはありますか?
グラフィックデザイナー・Yさん
やっぱり色々なものを見ることですね。映画を観る、アニメを見る、外に出る、いっぱい遊ぶ、色々な人と会話をする、などなど。
高校生の時は結構アクティブでしたか?
グラフィックデザイナー・Yさん
結構遊びに行っていましたね。美術館に友達と行ったり、動物園とか水族館とか……何でも絵に繋がるので。例えば動物や魚にもそれぞれの仕草があったり……映画を観ていても繋がるし、全部繋がるんですよね。もちろん家にこもってゲームをするのも楽しいんですけど、デザイナーとしては色んなものを見て、触れて、吸収するのが大事だと思います。
デザイナーやイラスト系って、結構こもって練習するイメージがありました。意外と外に出た方が仕事に繋がりやすいんですね。
グラフィックデザイナー・Yさん
そうですね、楽しいですし(笑)。あと社会人になると出れなくなるというのもあります(笑)。19時が定時で、家に帰るのが20時。それが週5であって、土日しか休みが無くて、意外と土日って一週間の疲れがたまってるので……。それで高校の頃を思い返してみるとすごい時間があって、「いっぱいできることがあったなー」みたいな。なのでいろんなことをやってほしいですね、高校生の出れるうちに。
最後になりますが、将来の夢を教えてください。
グラフィックデザイナー・Yさん
私が、自分にあまり大きな目標を設定するのが得意ではなくて……プレッシャーに弱いので、一歩一歩を積み重ねていきたいタイプなんですよ。なので、色々なことをやってみたいというか。たとえば今の時代ってVRとかいろいろ技術が発展していて、3Dとか、Live2Dとか、色んな表現の方法があるので、そのあたりでモノづくりをやってみたいです。色々なところで色々なことをしてみたいですね。それこそグラフィックデザインに囚われず、色々なことに取り組んでみたいです。
グラフィックデザインに囚われない様々な取り組み、叶うといいですね。ありがとうございました!
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