デザイナーの仕事の魅力、やりがいとは
ここからはより仕事内容に迫っていきたいと思います。まず普段の具体的な仕事内容をお伺いしてもいいでしょうか?
アートディレクターAさん
現在、僕はアートディレクターという仕事をしています。アートディレクターは、イラスト作成以外にスケジュール管理や作画の監修、デザインの方向性を「こういう感じにしよう」と指示したりするのが主な仕事です。
私の中でデザイナーってずっと絵を描いているイメージがあるのですが、実際仕事の中でどれくらいの時間絵を描いているものなのでしょうか?
アートディレクターAさん
一般のスタッフであれば仕事中は基本的にイラストを黙々と描いています。 アートディレクターとなるとイラストを描くだけでなく外注にお願いしたイラストを監修する必要もあるので、ずっと描く人もいれば僕みたいにイラスト半分、監修半分、みたいな人もいますね。
例えばひとつのゲームにデザイナーってどれくらいいらっしゃいるものなのでしょうか?
アートディレクターAさん
コンテンツによりけりですが、だいたい4~5人くらいが多いかなと思います。
デザイナーの仕事のやりがいはどんなところでしょうか?
アートディレクターAさん
自分の描いたキャラクターがユーザー様に「嫁」とか「妹」とかみたいな感じで愛着を持ってもらえているところを見るとすごくやりがいを感じますね。
自分が携わっているゲームを実際に自分でプレイすることはあるのでしょうか?
アートディレクターAさん
そうですね、実際にプレイしてどういう反応が来ているのかをそこで見てみたりしています。
やっぱり反応はすごく気になりますか?
アートディレクターAさん
はい、気になりますね(笑)
デザイナーの仕事で「大変だな」と思うところなどありますか?
アートディレクターAさん
客観的な目を持つっていうのが結構大変かなと思います。 スマホのアプリは継続して同じコンテンツに関わることが多いので、日を追うごとにデザインのバリエーションを出すのが難しくなってくるんですよね。その中で「今何を求められているか」とか「自分が描きたいだけになっていないか」とか、そういう客観的な目を持つというのが常に課題というか、大変なところかなと思いますね。
客観的な目を持つことが大変、ということですが、例えば他のデザイナーの方とコミュニケーションを取ったり共有し合ったりはするんでしょうか?
アートディレクターAさん
そうですね、客観的な目を持つというのも一人では限界があるので、他のデザイナーなどと相談して「これどう思う?」とか、コミュニケーションも結構大事かなと思いますね。
デザイナーという仕事の魅力はどんなところでしょう?
アートディレクターAさん
何もないところからキャラクターが生み出されて、多くの人に見てもらえて、愛着を持って接してもらえるというのはデザイナーという仕事でしか経験できないことなのかなと思います。
一つのキャラクターが生み出されるのに、どれくらいの時間がかかるものなのでしょうか?
アートディレクターAさん
コンテンツにもよりけりですが、それこそ1年かかる場合もありますし、立ち絵とかなら5日とかの場合もありますね。5日でキャラクターを1枚描く、みたいな。
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デザイナーに向いている人の特徴は?
デザイナーに向いている人、向いていない人の特徴があれば教えてください。
アートディレクターAさん
どういうものがユーザー様に求められれているのかということを様々な視点から考えようとする意識がある人は向いていると思います。逆に「自分がこう描きたいから」というところが強すぎると、仕事的には厳しいのかな、と。
我が強いと厳しい、と。
アートディレクターAさん
そうですね。どちらかというと色々なところから「こういうのがいいのかな」とか色々なものをリサーチして多角的に見れるような人が仕事としては向いているのかな、と思います。
デザイナーって職人気質なイメージを持っていました。
アートディレクターAさん
基本的にはそれぞれこだわりのようなものを持っていて、しかし仕事とした以上はこだわれる部分なのか、こだわらなくていい部分なのか、日々取捨選択する必要があります。
こだわりは持っていても、それがが強すぎると逆にデザイナーの仕事は難しい、と。
アートディレクターAさん
自分が「描きたい」ってところだけしか見えていないような人にはデザイナーの仕事は厳しいのかなと思いますね。
例えば仕事をしていて自分はどうしてもここにこだわりたい、みたいな部分が出てきたときに、やはり衝突のようなことも起こったりするんですか?
アートディレクターAさん
こだわりたい部分がでてきたときには、過去のユーザー様の反応とか見て、ここはやっぱり折れるか折れないか、やった方がいいのかやらない方がいいのか、というところを具体的に相談しますね。現実的に(スゲジュールの都合とか)折り合いを付けなければならないので。
デザイナーを目指す高校生が、今のうちにやっておくべきこととは?
高校生のうちに「これやっておけばよかったなー」と思うことなどありますか?
アートディレクターAさん
さまざまな作品に触れておくのは良いことかなと思いますね。自分が表現したいことがひとつ見つかると、創作する原動力にもなりますし、引き出しを多く作っておくことで実際にデザイナーを仕事にした際にデザインのバリエーションが増えるので。ですので高校生のうちにできるだけ色々な作品を見ておくのは良いことだと思います。
高校生のうちに絵のクオリティも上げておかなければならなかったりしますか?
アートディレクターAさん
やっぱりいろんなものを見ていくうちに絵が好きな人って「こういうの描きたい」っていうのが生まれてくると思うんですよ。「こうしたい」っていうものが自分の中で見つかれば自動的に描く人は描くと思うんです。描くのは前提なので。好きだからやっていると思うんですよね。
やっぱりデザイナーになられる方って美大出身の方が多いんでしょうか?
アートディレクターAさん
弊社に限っていえば美大よりは専門学校の方が多いのかなと。専門学校の方がゲームや二次元的な美少女キャラクターなど、よりゲームに生かしやすいことが学べるので。大学だと「こういうパッケージのデザイン」だったりとか、リアルな絵だったりとか、総合的にやる必要があるので、そういうところからも専門学校が多いのかなと思いますね。
美大と専門学校では同じデザイン系の学部でも結構学べる内容が違うものなのですね。
アートディレクターAさん
そうですね。専門学生の場合は具体的に「こうしたい」っていうのが定まっているので、よりゲームに近いことが学びやすいのだと思います。
最後になりますが、将来の目標や今後取り組んでいきたいことなどありますか?
アートディレクターAさん
今はアートディレクターとしてアプリを立ち上げからキャラクターのデザインなどをさせていただいていますが、機会があれば新しいコンテンツの立ち上げに携わっていけたらなと。 あとは今はイラストとかUIがメインの仕事なので、Live2Dとか3Dとか新しい表現とかにも挑戦できればいいかなと思っています。
新しい表現への挑戦、応援しています。本日はありがとうございました。
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