やる気はある、なのにスマホをいじってしまって気づいたら寝オチ……なんてこと、よくありませんか?せっかくのやる気も、スマホに邪魔されてはもったいないですよね。最近はスマホ依存からなかなか手放せない人も多いでしょう。
すでに依存してしまっている人は病院などで治すべきですが、1日2日でどうにかなるものではありません。どうしてもスマホが手元にないとちょっと不安……という方にオススメなのが、スマホで手軽に取り組める勉強アプリです。
というわけで、国数英3科目にアプローチできるものはもちろん、脱スマホ依存症に効果的なものや、メンタルを整え勉強に集中できるものなど、計5つのアプリを厳選しました。アプリの使い方やメリットはもちろん、サボりを防止するポイントも合わせてご紹介します。
スマホとうまく付き合って、やる気と成績をアップさせましょう!
英単語HAMARU
文理共通の悩み、英語。学生はもちろん社会人で勉強する人も多いからか、アプリの種類がたくさんあるのが特徴です。
中でもオススメのアプリが、『英単語 HAMARU』。このアプリの良いところは、英単語を音で覚えることができる点。また、反射的なスピードかつ高い正答率で回答しなければステージをクリアできない仕様なので、素早く単語の意味を理解する力も身につきます。
ステージは中学生からTOIEC900点レベルまで完全網羅なので、英語初心者から上級者まで満足できそうなのも嬉しいポイント。もちろん大学生になっても使える内容で、スペルを覚えるモードなんかもあります。例文や辞書のサイトにすぐ飛ぶこともでき、まさに痒いところに手が届く、優秀な無料アプリといえるでしょう。
サボり防止ポイント:短時間で、気負わず気軽に取り組める!
リズムに乗ってゲームのように英単語をタップしていくのは気分が良く、クリアすると爽快な気分になれます。またスピーディーにこなせるので、他の勉強の邪魔になりません。なんとなく勉強へのやる気が出ない時もあまり気負わずプレイできるので、知識を身に付けつつリフレッシュ効果も期待できるでしょう。
脳トレの効果もあるので、勉強にとりかかる時の導入剤、ウォーミングアップの役割としても良いと思いますよ。さらに起動中の音楽の種類が選べるので、その日の気分を問わず取り組めるのも嬉しいですね。
Mathway
文系の人にオススメな数学系アプリ『Mathway』。このアプリの魅力を簡単に説明すると「数学の問題を解説してくれる先生」のような存在といえます。
例えば、数学の問題を解いていて、答えを見ても意味が分からない時や、解説がない!なんていう時、ありますよね。そこでLINEのようなメッセージフォームで分からない問題を送るか、問題を撮影した写真を送って質問すると、なんとAIが問題に答えてくれるんです。もちろん解説文つき!まさに自分だけの数学の先生みたいですよね。
また、このアプリでは図形やグラフなどもカバーしており、数学のほとんどの問題を解決してくれる、非常に優秀なアプリとなっています。
ちなみにですが、AIは英語でのあいさつや特定の質問や、ちょっとした文章にも応えてくれるとのこと。機能の割に重くなく、スピーディーなのもプラスポイントです。
サボり防止ポイント:ひとつの問題に悩み過ぎることを防ぎ、効率的に勉強が進む
数学において自力で考え、答えを導き出すのは非常に大切です。しかし悩みすぎて集中力を削られてしまい、いっぱい時間をかけたのに全然問題が進まないのはとっても非効率。できれば避けたいところです。
また、苦手な分野を1人で解くのは億劫ですよね。分からない問題をAIでサクッと解決してくれるこのアプリは、限られた時間で効率よく勉強を進めていくのに非常に役立つ存在といえるでしょう。
理解を深める 核心古文単語351
受験期の復習にもオススメな古文アプリ『理解を深める 核心古文単語351』。
国語は勉強方法も難しく、特に古文は覚えることも多いので点数を上げるのに苦労している人も多いことでしょう。このアプリは尚文出版から出ている『核心古文単語351』の内容をクイズ形式で解くもので、全部やるとテキストの内容を全て勉強したことになります。特に単語帳を開くのが億劫な人にもオススメです。
このアプリが他と違う点は、自分で問題の形式をカスタムできるところ。
選べるのは主に①問題数②解き方③現代語訳アリナシの3つ。自分の古文の知識レベルや時間に合わせて取り組むことが可能です。
まず問題数では、10問から50問までで選ぶことができます。例えばウォーミングアップでは10問、電車移動など長い時間手持ち無沙汰な場合は50問など、スキマ時間に合わせて無理のない勉強量を獲得することが可能。チョコっと勉強したいときも、ガッツリ勉強したいときも活用できちゃいます。
次に用例を見て解くか、単語だけを見て解くか選べるところも良いです。用例を見ながら解くことは具体的な使い方も学べるとても良い方法ですが、中には「反射的に単語を暗記していきたい!」と考える人も多いでしょう。
特に大学入試では1問に割ける時間が限られているため、問題分を反射的に理解できる力が必要です。それゆえ、用例込みか単語オンリーかで分けて取り組めるのはとても役立つといえるでしょう。
自分の理解度や覚え方に合わせて解き方をカスタマイズできるのが魅力
最後に、現代語訳を見て解くかを選べるのもオススメポイント。古文はひとつの単語にいくつもの意味が含まれているものが多く、用例によって単語の意味もコロコロ変わります。なので、現代語訳と合わせて確認することで、より単語への理解を深めることができます。
例えば古文が苦手な人は用例に現代語訳を合わせて1つずつしっかり理解しながら進めるのもいいですし、より試験で高得点を狙いたい方は一度現代語訳無しで回答を導き出してみても良いでしょう。レベルに合わせて選ぶことでより効率的な古文の学習が可能となります。
さらに、単語は1問ごとに答え合わせでき、よくあるミスや語源など必ず一言が添えられ、記憶に残りやすい工夫も。もちろんカテゴリー別に問題を解くこともできます。
サボり防止ポイント:成果を見える化してやる気に!
このアプリでは「単語リスト」なるものが利用できるのですが、よく正解する単語には〇、よく間違える単語には×で印がつけられています。それゆえ、覚えているもの、覚えていないものを簡単に確認することが可能となっています。
さらに、やればやるだけ〇が増えていくので、モチベーションアップにも効果的。マークをつけた数のグラフや、正答率のグラフのパーセンテージで自分の学習状況が見える化されているので、着実にコツコツ進めていくことができちゃいます。
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