みなさんは、「色」には人に影響を与える力があるということを知っていますか?
「例えば、家で勉強しようとしてもついついだらけてしまう、集中が続かない……」そんな悩みをお持ちの方に特におすすめなのが、色を使った集中力アップ作用です。
実は、色には集中力を高めてくれる効果がある色があります。色を活用するだけで集中しやすくなれば嬉しいですよね。興味のある方は、ぜひ、チェックしてみてください!
大きな影響力!色が心身に与える効果が絶大だった
普段、なんとなく使っている「色」には、さまざまな効果があり、勉強に役立つということを知っていますか?
それが、「色彩心理学」と呼ばれる色の心理効果です。もちろん、色彩心理学が役立つ場面は、勉強だけではありません。社会に出て、仕事をする時やリラックスをするためにも色は活躍してくれます。
実際、色を専門的に扱うカラーセラピストという資格や職業もあるくらい、色と人間の心理には強い関係があることが分かります。
力をより増長させるのに役立つ
身近な色が持っている影響力について、見ていきましょう。好きな色によって、その人の性格や特徴もなんとなくわかるので、友だちや家族にも試してみてくださいね。
赤色は、エネルギーがあふれる色です。
赤色が与える影響力には、活力や興奮という効果があります。特に、興奮効果は「時間がすぎるのを体感している時間よりも早く感じさせてくれる」効果があると言われています。
心身ともに疲れてきたタイミングなどで赤色を視界に入れれば、やる気を持ち直しエネルギッシュな気分になれるでしょう。
心を落ち着け頭をクリーンにするために必要
赤色の正反対の色、青色は頭をスッキリ落ち着けるのに役立ちます。
人は青色を見ると、セロトニンという成分が分泌され、心を落ち着け集中力を促すことができるといわれています。
また寒色系である青色は、部屋に使うと温度がさがるという効果もあるので、夏場は自室の模様替えに青いアイテムを使うと暑さからくるストレスを軽減させることができるかもしれません。
見た目から受ける印象にまで効果アリ
どの色とも違う黒色は、光の当たらない影の部分を現しています。どの色の性質も持たないのが、黒色です。黒色は、学校や勉強ではあまり効果を示さないかもしれませんが、社会人になると黒色の効果がおすすめです。
例えば、交渉の際に黒を身に付けることで、クールで冷静に交渉ができるのです。
逆に、冷静になりたい時やリラックスしたい時には青色を、エネルギッシュにバリバリ動きまわりたいなら赤色を身に付けるのがいいでしょう。このように、不思議なことに、色はそれぞれ役割を持っていて、交感神経にまで影響するようです。
集中したいときにオススメの色とは?
それぞれの色が、どのシーンにぴったりなのかを紹介します。
集中力は、どうがんばっても長く続かないという方も少なくありません。そのような方でも、色の効果で集中できるようになるのでしょうか。まずは、勉強や仕事中の集中したいときにオススメの色について、調べました。
潜在能力を呼び起こす「紫」
紫色は、ご存知のとおり赤と青という正反対な色をまぜ合わせることで、生まれる色です。正反対な色である赤と青のいいところを混ぜた色ともいえるでしょう。紫と言えば、古来からスピリチュアリティを象徴する色でもあり、神秘的なイメージがあります。
そんな紫には、身のまわりに置くことで、みなさんの中に眠っている潜在能力を呼び起こす効果があります。また、精神を集中させるのが苦手と言う方は、ぜひ紫のアイテムを自習スペースなどに置いて、集中力を持続させていきましょう。
心を冷静に落ち着かせる「青」
青色は、勉強の時にもおすすめの色で、心を冷静に落ち着かせる効果があります。
壁やカーテンをブルー系にすることで、集中力が持続しやすい空間に変わります。もし、模様替えを考えている方は、落ち着いて作業したい時には青を使ってみてください。
実際に青を身近においておくと単純作業などの集中が続きやすいと言われているので、暗記力が不安な人にもオススメ。勉強部屋や学習机の上にブルー系のアイテムを取り入れることによって、普段は飽きてしまいやすいという人も、的確に冷静に勉強を進めていけるのではないでしょうか。
効率を上げる色「ベージュ」
ベージュには、効率をアップさせる効果があると言われています。ベージュは、どちらかというとやさしい色合いをしていますよね。その色の影響で緊張をやわらげて、精神を落ち着け集中できるのがベージュの効果です。
心だけではなく肉体面でもベージュの色でリラックスすることによって、最善の状態で勉強ができます。
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