いつものアプリが役に立つ!東大生はどうやってスマホを勉強に活かしてる?

スマホ 机

皆さん、勉強は捗っていますか?
勉強がなかなか捗らない人に多いのが、テスト前で勉強しようと思う時に限ってスマホをいじってしまう、というお悩み。僕も昔、机に向かって教科書は開くもののついついスマホをいじってしまい、勉強で分からないところを検索する時につい他のことを検索したり遊んでしまったりしていました。

ということで今回はついついスマホをいじってしまう人向けに、スマホを活用した勉強についてお話ししていきたいと思います。
スマホという、一見勉強に役立たないようにみえるツールをどう活用するのでしょう?

写真を撮って、記録する

スマホ 本

オススメなのが、自分が分からなかった問題の写真を撮っておくという方法です。

自分が間違えた問題や、弱点になりそうな問題って、そのままにして放置してしまいがちではありませんか?コピーしたりノートに写したりするのって意外と面倒だし、ほったらかしにしてしまう人も多いのではないかと思います。

しかし、勉強ができるようになればなるほど感じることですが、得意で解ける問題に取り組むより、不得意で解けない問題を復習する方がとても大切です。分かっているところは分かっている、分かっていないところは分かっていないで、きちんと苦手を把握して、「分かっていない」を潰していくやり方が非常に有用なのです。

ぶっちゃけた話、クソ真面目に単語帳や教科書を何周しても成績は全然上がりません。なぜなら覚えたところまで何度も繰り返すことになり、時間の無駄だからです。
覚えた単語ばかり勉強していても、なんの意味も無いですよね?大切なのは覚えていない単語を見つけ、それらを覚える努力をすること。そうやって効率的にやるのが一番なのです。

「できなかった問題アルバム」で知識の抜け漏れを埋めよう

だからこそ間違えた問題や忘れていたものは記録を取っておいた方がいいのですが、それがコピーやメモだと大変ですよね。
そこで使うのが、スマホの画像です。

①わからなかった問題を写真で撮る
②写真を「できなかった問題アルバム」でまとめる
③定期的に見直す
④一番忘れがちなものは、スマホのホーム画面にしておく

これらに取り組み、「できなかった問題」と向き合う習慣をつければ、分からない問題を簡単に復習することができます。

東大生は結構このやり方で自分の「分からない」と向き合っていて、この「できなかった問題アルバム」を入試本番の試験会場に行く途中で眺めて、自分の中の知識の穴になっている部分を埋める作業をしていたのだとか。

皆さんもぜひ、テストの前に「できなかった問題アルバム」を作成してみてください。そして作成したアルバムを入試などの大きな試験の前に見直すのがオススメです。

言語設定を全部英語にする

スマホ アメリカ 日本
実はスマホというのは、設定を英語に変えることができます。今皆さんのスマホは、日本語で説明書きがされていると思いますが、設定を変えることでこれを英語にすることができるのです。

こうしてすべてを英語にして、スマホをいじるたびに英語と向き合うという勉強法を実践している東大生は少なくありません。

英語というのは言語ですから、何度も何度も繰り返し触れたり使ったりしている中で覚えていくのが一般的です。日本語だって、別に意識して頑張ったわけじゃないのに喋れるようになりましたよね?それと同じで、何度も触れている中でこそ言語というのは習得できるものです。

できるところから英語に変えて、生活の中で英語に触れよう

なので英語に何度も触れる習慣を身に着けることが大事ですが、日本での生活で英語にたくさん触れる機会はあまり無いものです。皆さんには外国人の友達がいますか?毎日その友達と英語で話す習慣がありますか?おそらく外国人の友達と毎日英語で話せる環境にいる高校生はほとんどいないでしょう。

それが、スマホという毎日触れるツールの設定を変えることで、日常生活の中でたくさん英語に触れることができるようになるわけです。

なかなか全部を変えるのが難しいという人は、好きなスマホゲームのアプリの言語を変えてみるのがオススメです。英語の設定にしてキャラクターがどんな風に喋るのかを観察してみるのです。そのうちにきっと、英語に慣れてくると思います。

いかがでしょうか?スマホというのは勉強の敵であると同時に味方でもあります。ぜひスマホを勉強にフル活用して成績アップを目指しちゃいましょう!

著者・書籍紹介


西岡 壱誠(にしおか いっせい)
偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「暗記術」「読書術」、そして「作文術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。東京大学で45年続く書評誌「ひろば」の編集長を務める。講談社『モーニング』で連載中の「ドラゴン桜2」に情報を提供する東大生団体「東龍門」リーダーを務める。また全国4つの高校で「リアルドラゴン桜プロジェクト」を実施、高校生に勉強法を教えており、静岡県沼津市にある誠恵高校では理事長付学習特別顧問を務める。19万部のベストセラーとなった『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(東洋経済新報社)など著書多数。

書籍紹介


『読むだけで点数が上がる! 東大生が教えるずるいテスト術』』
(ダイヤモンド社)


これを知れば、誰でもすぐに点数が上がる!
読むだけで合格が近づく!

すぐに使える!
学力関係なし!
偏差値35から東大に合格した「ずるい試験対策」


○ 問題を読まずに正解がわかる、東大生だけが知っているセオリー
○ 選択問題の正答率を上げるヒミツの方法
○ 中学・高校入試でも使える!

どんな試験でもすぐに使えるテストの裏技34

一夜づけでも、試験30分前でも間に合います。
偏差値35の落ちこぼれが
奇跡の東大合格をはたした すごいテスト術!