後半戦！履歴書の書き方ガイド〜右側編〜
次は、履歴書の右側についてのご説明です。「配偶者」「扶養義務」など聞きなれない単語も出てきますので、一つずつ解説していきます。
資格・免許
あなたの持っている資格や免許を書きます。なにか取得しているものがある人は、その取得した年と資格名を書いてください。
運転免許や英検、漢検など、持っているものは書いたほうが得策です。
志望動機・自己PRなど
履歴書の中でもっとも悩み、記入に時間がかかるのが「志望動機欄」。志望動機や自己PRは、履歴書のタイプによってさまざまです。「志望動機」「自己PR」と2つ欄がある場合は、それぞれをわけて書きましょう。
職種や募集している仕事内容によっては「特技」「好きな科目」など指定があるケースもあるので、履歴書に応じて必要事項を書いていきます。
ここは採用担当者がもっとも重視する欄でもあるので、下書きをしてからきちんと埋めるようにしましょう。
本人希望欄
本人希望欄は、働く上でのあなたの希望を書きます。ただし、あまりに要望が多すぎると担当者も採用を見送る可能性があります。
最低限、「どうしてもこれだけは希望したい」「そうじゃないと働くのが不可能だ」というものだけ書くようにしましょう。
希望の勤務日数や出られる曜日などは面接でも必ず聞かれますので、希望欄に書いておいても問題ありません。ただ、あまりに限定されていると「シフトの融通がきかない人だ」と判断されるので、絶対に出られない曜日や期間だけ書いておくほうがいいかもしれません。
時給はお店側であらかじめ設定されているので、希望時給は書かないほうが無難です。
これといって希望することがない人は「特になし」と記入しましょう。
通勤時間・配偶者など
通勤時間は、自宅から仕事場までにかかるおおよその時間を記入します。学校帰りにバイトをする予定の人も、自宅からかかる時間を書きましょう。
高校生のみなさんが一番よくわからないのが、その下の「扶養家族数」「配偶者」「配偶者の扶養義務」の欄かと思います。
扶養家族とは、生活に金銭的な助けが必要な家族のことです。「扶養家族数」は、あなたから見た扶養家族の人数を指します。あなたが家庭の稼ぎ頭で、家族を養う立場であれば別ですが、一般的に高校生の場合は「0人」となります。
「配偶者」は、結婚した相手のことです。未婚の高校生の場合、配偶者は「なし」になります。
「配偶者の扶養義務」は、結婚相手に対して生活を助ける義務があるかという意味なので、未婚の高校生は同じく「なし」と記入しましょう。
保護者記入欄
未成年の場合、履歴書には保護者のサインが必須です。高校生のみなさんは、必ず保護者の同意の上で保護者欄にサインをもらいましょう。
自分が代筆するのではなく、保護者本人に書いてもらってください。
採用担当者の目線を意識して！
バイトのための履歴書の書き方をご紹介しましたが、いかかでしたか？ 今までわからなかった部分は解決しましたでしょうか。
履歴書は自己紹介のようなものです。あなたと初対面の採用担当者は、まず履歴書からあなたという人柄を読み取とることになります。
「たかが履歴書」と思わずに、受け取った採用担当者がどう感じるかを見直しながら、誠意を込めて書き上げることを心がけましょう！
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