過去と未来、どっちが良い？ 『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ！ オトナ帝国の逆襲』
名作揃いと名高い映画クレヨンしんちゃんシリーズでも「神回」といわれるのがこの映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ！ オトナ帝国の逆襲。
普段のアニメではお尻を出したりお姉さんに夢中になったりと5歳児らしからぬしんのすけですが、映画ではどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ！ オトナ帝国の逆襲』のあらすじ
しかし大人たちは20世紀博に異様なほどハマってしまい、街では古いファッションや電化製品が流行していた。
ある日の朝、ひろしとみさえ、またしんのすけの好きなななこお姉さんまでもが20世紀博が用意したオート三輪に乗ってどこかへ行ってしまった。
まるで大人が子供のようになってしまい、姿を消した世界で、しんのすけを始めとするかすかべ防衛隊が動き出す。
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ！ オトナ帝国の逆襲』の見どころは？
子供のころは仕事なんかせず一日中遊んでいられて良かったなあ……
難しいことなんか考えず、明日の給食と放課後のことだけを考えてたなあ……
大人になると、子供のころが懐かしくなります。
それはきっと高校生のみなさんも同じで、中学生のころは、小学生のころは……と昔を懐かしむことがあるでしょう。
今回の映画は、昔を懐かしんで過去に戻りたい大人と、今のままで良いという子供たちが戦う構図になっています。
子供目線で観ても理解でき、大人目線でも共感できるという内容ですので、ぜひこの長い休みを利用して映画を観てみてください。
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ！ オトナ帝国の逆襲』 名言集
最後に、映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ！ オトナ帝国の逆襲の名言を紹介します。
きっと映画を観たくなる、素敵な名言をごらんください！
「オラ、父ちゃんと母ちゃんやひまわりやシロと、もっと一緒にいたいから。けんかしたり、頭にきたりしても一緒がいいから。」
過去の世界のほうが良いと考える敵に対して、しんのすけが言ったセリフがこちら。
大人になるというのは、大変なことです。毎日毎日子供の世話や仕事に追われる大人が、何の責任もなかった子供時代に戻りたいと願うのは悪いことではないでしょう。
しかし、子供時代には決して経験できなかった幸せが、自分たちの家族との生活や未来ではないでしょうか。
自分の妻や夫、守るべき子供との何気ない日常は、子供時代には経験できなかったものです。
過去にしがみつくのではなく、未来へ進もうという映画全体のテーマが表れたセリフですね。
「俺の人生はつまらなくなんかない。家族がいる幸せを、あんたたちにも分けてあげたいくらいだぜ」
懐かしい世界に戻らないかと誘われたひろしが敵に言ったセリフがこちら。
一度は記憶をなくして幼児化したひろしですが、記憶を取り戻してからは家族の愛、日常の素晴らしさに気がつきます。
家族のために身を粉にして働くひろしは、どれだけ仕事に疲れても、家に帰れば愛しい妻と子供が待っていることの幸せを思い出したのです。
普段当たり前のようにそばにいる家族は、その大切さを忘れてしまいがち。
しかしこのひろしのセリフを聞くと、当たり前に存在する家族がいかに大切なものか思い出すことができますね。
懐かしのアニメが感動映画に！ 気になった作品はチェックしてみて
さて、ここまで3本のアニメ映画をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
ドラゴンボール、ドラえもん、クレヨンしんちゃんとどれも小さいころからなじみ深いアニメばかりでしたが、気になる映画はありましたか？
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