あのカドケシも実は!?身近な文房具のユニバーサルデザイン特集!

文房具 便利

現代社会では、さまざまなモノが製造・販売されています。文具に関しても例外ではなく、書店やインターネットショップなどでさまざまな種類の文具がありますね。

これらの文具を眺めてみると、実にさまざまな色や形でデザインされていますよね。デザインの目的はオシャレにする、使いやすくするなどがありますが、その中に「ユニバーサルデザイン」と呼ばれるデザインで製造された文具があります。

あまり耳にしないユニバーサルデザインとそのデザインを採用した文具について、商品の例と一緒にご紹介します。

そもそもユニバーサル文房具って何?

疑問 老若男女

「ユニバーサルデザイン」という言葉を、一度は耳にしたことがあると思います。
しかし、何か「特別なもの」のような感じがしませんか?

実は、ユニバーサルデザインや、ユニバーサルデザインの文具というのは、身近なものです。皆さんの中にも、持っている人はいるかもしれませんよ。

それではここから、そもそもユニバーサルデザインとは何か、どんな文具がユニバーサルデザインなのかなど、詳しく説明していきます!

ユニバーサルデザインとは?

「ユニバーサル」とは「普遍的な、汎用・万人向け」などを表す言葉。ユニバーサルデザインとは、ひと言でいえばできるだけ多くの人が利用できる施設、製品、情報をデザインすることです。

さらに、デザインの対象は、年齢や体格、利き手、性別、国籍だけでなく身体障害の有無も越えて幅広く、多くの人が利用できることを目指しています。

ユニバーサルデザインの原則は、

1)誰でも公平に利用できること
2)使う際に自由度が高いこと
3)使い方が簡単にわかること
4)使う人に必要な情報が簡単に伝わること
5)危険につながらないデザインであること
6)少ない力でラクに使えること
7)使うときに適当な広さがとれること

の7つです。

バリアフリーとの違いとは?

高齢者や障害者も使えるデザインと聞くと、よく似た言葉に「バリアフリー」という言葉を思い浮かべますが、意味合いが少し違います。

バリアフリーとは高齢者や障害を持っている人のためだけのデザインであって、若者や健常者が使うことは考慮されていません。そのため現在では、高齢者や障害者だけでなくすべての人が使えることを目指したユニバーサルデザインが研究されています。

現在では、静岡文化芸術大学をはじめ全国的にユニバーサルデザインを普及させようという動きもあるんですよ。

ユニバーサルデザインの文具とは?

ユニバーサルデザインの文具は、多くの人が使えるようにデザインされたものです。例えば、利き手に関係なく使いやすい定規や、力の弱い人でも切れるハサミなどがあります。

健常者はもちろん高齢者や子供、障害者など、使う人の特徴や抱える問題点はさまざまですので、文房具の設計者はいろいろなケースを想定してデザインされます。

こうしてデザインされた文具はペンや定規、ハサミ、消しゴムなどのポピュラーな文具から、マウスやレーザーポインター、クリップといったオフィス用品などもあり、種類豊富です。

現在では、楽天市場などの通販サイトを通じて簡単に購入することができ、気軽に手に入れることができるようになりました。


実はあなたも使ってる?身近なユニバーサルデザイン文房具!

種類 文具 

ユニバーサルデザインの文具は非常に多くの種類がありますが、商品にハッキリと「ユニバーサルデザイン」と書かれていないものも多いです。そのため、案外身近な雑貨屋文具や今持っているアイテムが実はユニバーサルデザインなんてことも。

皆さんがよく使うノートやペンなどの文具についても、ユニバーサルデザインが採用された製品も多いです。それらの文房具のうち、3つをご紹介します。

細かい部分が消しやすい消しゴム

「カドケシ」(参考価格318円)

例えば、コクヨ製品の「カドケシ」が挙げられます。意外ですが、実はこれもユニバーサルデザイン文具の一つなんですよ。

合計10個の小さな消しゴムが集まり、28個の角のある一つの商品に。そのため、新しい角で文字を消す使いやすさを何度も味わうことができます。また消しゴムの素材にもこだわり、エラストマー樹脂という字を消しやすい硬さを持つ素材でできています。

長時間書いても疲れにくいペン

「シャープペンシル〈フィットカーブ〉」(参考価格332円)

コクヨ製の多くのペンは「フィットカーブ」というユニバーサルデザインを採用しています。特におすすめは、高校生も使う機会の多いシャープペンシル。

ペン本体の中央部分を細くすることでペンの太さを感じにくく、手へのフィット感が高まります。

また、指先にフィットさせやすい硬さにしたナチュラルグリップや、重心をペン全体の中央部に配置したミッドウエイトなどのデザインを組み合わせることにより、書きやすく、長時間書いても疲れにくいのが特徴です。

このようなデザインは、コクヨの3色ペンやシャーペンなど多数のペン商品に採用されています。

左利きでも使いやすい定規

「クツワ 定規」(参考価格168円)

「ユニバーサルデザイン」と聞くと、つい高齢者や障害のある人のためのものでしょ?と思いがち。しかし、実際はそうではありません。

左利きでも使いやすいこの定規は、目盛りが左からも書かれているため、左から長さを測りやすいというもの。もちろん右からも目盛りがあるので、右利きの人も普通に使えます。

最近は左利きの人が通りやすい改札や両利き用トランプができるなど、左利きに優しい世の中になりつつあります。こういった試みも、ユニバーサルデザインの普及への第一歩かもしれませんね!

どんな人でも使えるユニバーサルデザイン文房具!