大学入試前に模試は受けるべき!? 模試の受け方や特徴などを徹底解説!

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どの模試を受ければいい? 有名予備校・塾別の模試の特徴

道 方向性

模試の種類を把握したところで、最後に予備校別の模試の特徴をご紹介します。模試は予備校ごとに特色があり、それによってどういう人におすすめなのかも変わってきます。

自分に合いそうな模試はどれになるのか、考えながら見ていってください。

定期的な基礎学力の確認にオススメ 河合塾

河合塾では、全国進学情報センターとともに「全国統一模擬試験」を実施しています。この「全国統一模擬試験」は、大学進学を志す人にとってもっともポピュラーな模試といっても過言ではなく、毎回受験者数も多いです。

「全国統一模擬試験」はマーク模試と記述模試の両方を取り扱っており、ほかにも大学別の「入試オープン模試」や、小論文に特化した「全統小論模試」なども開催しています。

河合塾の模試はスタンダードな出題傾向であり、年に数回コンスタントに実施されています。定期的に基礎学力を確認したい高校生におすすめです。

難関大学受験者向け 駿台予備校

駿台予備校の模試はマーク模試・記述模試ともに難易度が高いとされており、難関大学を受験する人に向いています。難関の国公立・私立大学を目指している人や、よりハイレベルな問題にチャレンジしたい人におすすめです。

また、駿台の模試は丁寧な解答と解説に加え、学力の分析をわかりやすくデータ化した成績表を答案と一緒に返却してくれます。志望校・科目別に細かな分析もされているため、克服すべき課題や今後の学習ペースなどが明確になるでしょう。

種類豊富!東進ハイスクール

東進ハイスクールの模試は「絶対評価」と「相対評価」の2つの視点から成績を評価してくれます。現状の学力を把握できるだけではなく、今の学力を伸ばしていくための分析に力を入れているので、模試の結果が悪くても、次に向けてモチベーションを上げられるように工夫されています。

冠模試の種類も豊富なので、志望大学に対応した模試を探している人は東進の模試一覧をチェックしてみるといいかもしれません。
また、高校1,2年生が受けられる模試の種類も多いので、早い段階で受験対策に力を入れたい高校生にもおすすめです。

冠模試を中心に実施 代々木ゼミナール

代々木ゼミナールの模試は、大学別の冠模試を中心に実施しています。「大学入学共通テスト」などに対応したベーシックな模試を受けたい場合は、「総合学力判定模試」を受験してみてください。

例年では「総合学力判定模試」の実施回数は年に一度なので、ほかの予備校の模試と併用しながら利用するのがおすすめです。

初めての模試にオススメ!ベネッセコーポレーション

ベネッセコーポレーションが開催する模試は「進研模試」と呼ばれます。進研模試は個人で申し込みができず、学校側が申し込んで学力テストとして実施しているケースが多いです。

高校1,2年生や大学進学を希望していない人でも受験できる模試なので、基礎的な学力を確認する試験としておすすめです。

進研模試は個人で申し込みできませんが、ベネッセコーポレーションと駿台が共同で開催している「ベネッセ・駿台模試」は駿台予備校のホームページから申し込みが可能です。「ベネッセ・駿台模試」はマーク式と記述式の両方が開催されていますので、大学受験に向けて本格的に学力をはかりたい人はこちらの模試を申し込んでみてください。

自分に合った模試を選んで大学受験に備えよう!

大学受験に向けて、模試に関する基礎知識や各模試の特徴などをご紹介しましたが、受験を控えるみなさんの参考になりましたでしょうか。

ご紹介した各予備校の模試は、年に数回実施され、本番までに繰り返し受験することが可能です。一つの予備校に絞って模試を選んでもいいですし、志望校や自分のモチベーションなどに合わせながらいろいろな模試を受けてみてもいいでしょう。

ただ、模試を受けるには受験料がかかりますし、模試の勉強や受験のために時間も取られてしまいます。良くも悪くもモチベーションを左右されやすいので、自分にとって必要な模試を選択し、適切なペースで受験するのがおすすめです。

上手に模試を活用しながら、志望校合格に向けて自分なりの勉強を進めてみてくださいね。


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