国語の点数が安定しない人に!現役東大生が教える、現代文の成績の上げ方

「国語の成績を上げたい!」
「でも、国語の成績ってどうやったら上がるの?」
そんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

国語の中でも、特に現代文というのは、手っ取り早く成績を上げる手段というのがなかなか無くて、いい点が取れることもあれば悪い点になることもある、「安定しない」科目です。例えばみなさんも、「明日国語の試験がある!」となった時にできることってなかなか無いですよね?授業のノートを見返すか、古典の単語を覚えるか、それくらいしかできることがないと思います。

国語というのは正しく文章を読む力「読解力」が必要になる科目です。しかし、「読解力」というのは一日で身に付くものではありません。

ですが今回は、そんな中で、誰でも簡単に文章を読む力を鍛えられる方法を伝授したいと思います!

漢字をやれば、成績が上がる⁉

英語の長文が読めない場合、英単語を覚えれば劇的に成績が上がることがあります。とりあえず日本語に訳すことができれば、後は何が書かれているか理解するのは非常に簡単です。

実は現代文も同じです。現代文の文章が難しいと感じて、読解することができない時、おそらく多くの方は「言葉」で引っかかっているはずです。英語が読めないから英語長文が理解できないように、日本語が読めないから現代文が読めていない可能性が高いのです。

語彙力を鍛えることで、現代文の読解がスムーズになる

つまり逆に言えば日本語力」を鍛えれば現代文が読めるようになる可能性が高いのです。英単語を覚えるように、日本語の難しい言葉も覚えようと努力すればいいのです。これは「語彙力」というヤツです。いろんな言葉を知って、その意味を理解できる状態になっていれば、現代文をスラスラと読み進めることができるようになるでしょう。

では、「語彙力」はどうやって伸ばせばいいのか?この回答は非常に明快で、漢字の勉強をしっかりすればいいのです。例えば人と話している時に「聞き慣れない言葉だな」と思ったものって、十中八九、頭の中で漢字変換できない言葉だと思いませんか?「難しいな」「分からないな」と思う言葉って、その多くは「漢字で理解できないもの」だったりします

語彙力=漢字、という考え方

逆に、難しい言葉・聞きなれない語彙でも、漢字さえ分かればなんとなく意味が理解できる、ということもあります。例えば「徒労」という言葉を聞いて意味が思い浮かばない時でも、「徒労の『労』って、苦労の『労』と同じ漢字だな」と他の漢字が連想できれば、「よく分からないけど、何か大変で苦労している感じでしょ?」とぼんやり理解できますよね。

つまり、語彙力は漢字力とイコールになる部分が多いのです。語彙力を伸ばしたいのならば、漢字を勉強するのが一番手っ取り早いのです。


漢字の覚え方のオススメ

オススメなのは、漢字の勉強のときに「意味」と「つながり」をしっかり理解することです

「徒労」というのは「やっても無駄な苦労」という意味の言葉ですが、「徒」という字単体だと「あだ」と読み、「実を結ばない、無益で無駄なさま」を指す言葉になります。また、「労」という字は「苦労」でも使われていますが、「労力」という熟語でも使われています。「労力」とは「何かをするための力」という意味で、頑張りや努力量を示すことがわかります。

これらの意味もセットで覚えておくことで、忘れてしまった言葉でも「『労力』の労だったはずだ!」「『徒』って、虚しい感じの意味だったよな」「『あだ』とも読むアレなはず!」と関連や意味を使って類推して思い出すことだってできるのです。

勉強法が分からないなら、まずは漢字をきちんと覚えるところから始めよう

いかがでしたでしょうか?国語なんて「どうやっていいのかわからない!」と諦めがちな科目ですが、漢字をしっかり勉強することで、きちんと効果が出ることがあるのです。

漢字自体はテストでの配点がそこまで高くないことが多く、手を抜きがちですが、この記事を読んで配点以上に勉強する意味があることを分かってもらえたかと思います。みなさんも是非、漢字をしっかり勉強して、現代文の成績アップに繋げてみてください。

著者・書籍紹介


西岡 壱誠(にしおか いっせい)
偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「暗記術」「読書術」、そして「作文術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。東京大学で45年続く書評誌「ひろば」の編集長を務める。講談社『モーニング』で連載中の「ドラゴン桜2」に情報を提供する東大生団体「東龍門」リーダーを務める。また全国4つの高校で「リアルドラゴン桜プロジェクト」を実施、高校生に勉強法を教えており、静岡県沼津市にある誠恵高校では理事長付学習特別顧問を務める。18万部のベストセラーとなった『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(東洋経済新報社)など著書多数。

書籍紹介


『現役東大生の世界一おもしろい教養講座 ~正しく未来を見通すための「地理的思考」入門』
(実務教育出版)


東大入試が求めていたもの、それは学力ではなく「地理を通して身につく教養力」だった!
18万部突破のベストセラー『東大読書』の著者が明かす、まったく新しい教養メソッド「地理的思考」の入門書、爆誕‼
本書のコンセプトは「『地理』を題材にした、読むだけで本当の教養が自然に身につく本」。

「風が吹けば桶屋が儲かる」のロジックで、一見無関係と思われる物事と物事を論理でつなげていくうちに、めちゃくちゃ面白い関係性が見えてくる、まったく新しい教養本です。

地理とは「地球上のすべての事象」。事象と事象をつなぐ(地理的思考)ことで世界を正しく見る力がつく本書の内容は、ビジネスパーソンから学生まで、答えのないAI時代を生き抜くために必須のライフスキルと言えます。

●なぜ、日本のマンガは世界に誇る文化になったのか?(身のまわりのこと)
●なぜ、インドではIT産業が盛んになったのか?(世界経済)
●なぜ、ドナルド・トランプは大統領選挙に勝つことができたのか?(国際社会)
●なぜ、太陽の塔は大阪万博のシンボルになりえたのか?(世界の歴史)

といった、日常で誰もがギモンに思うことを、現役東大生ならではの明快なロジックで解き明かしていく本書は、「わかりやすく、おもしろく、ためになる」三拍子揃った一冊です。